気象庁とTikTokが連携した防災教育プロジェクトを実施
2022年6月30日、気象庁とTikTokが連携した防災教育プロジェクトを実施することを発表しました。
気象庁の公募事業について
近年、自然災害が多発しており、科学や防災に関する意識を高めようとする動きが高まっています。
そんな中、2022年2月18日に気象庁は「インターネットを通じた防災情報等の普及啓発への協力事業者の募集について」を発表。
この公募にて、インターネットを通じた啓蒙活動に協力する企業をしたところ、若年層に人気のショート動画SNSを運営する「TikTok Japan」が選ばれました。
気象庁とTikTokが連携して防災教育プロジェクトを実施する
気象庁とTikTok Japanの目的は気象や防災に関する知識を広めることです。
そこで、作られたのが次の3つの啓発動画です。
出典:PR TIMES
①線状降水帯に関する動画
1つ目が線状降水帯の仕組みを紹介する動画です。長さ50~300km・幅20~50kmの強い雨を伴う雨域をさしており、線状降水帯は積乱雲が列をなしてしまうことで、作り出されてしまします。線状降水帯は2018年の西日本の豪雨でもみられており、特に注意が必要です。
②キキクルに関する動画
キキクルとは、大雨による災害がどの程度危険なのか5段階で表示するシステムです。自分のいる地域や住んでいる場所の危険度をマップ上でリアルタイムに確認できます。
動画ではキキクルについて詳しく解説しています。
③津波フラッグ
津波フラッグとは、津波警報などを資格的に伝えるための旗のこと。海水浴場で使用されており、海のレジャーの際には覚えておくことが大切です。津波フラッグの内容を詳しく動画で解説しています。
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