BBソフトサービス株式会社がインターネット詐欺リポートを発表

ネット詐欺を防止する専用セキュリティソフト「詐欺ウォール」を提供しているBBソフトサービス株式会社が2022年4 月28日にインターネット詐欺リポートを発表し、様々なインターネット詐欺の中でも、えきねっとや日本郵政などが急増したことを発表しました。

出典:PR TIME

原因は「年度末や新生活の時期」

BBソフトサービス株式会社によると、急増の原因は年度末や新生活の時期にあるとされています。

３月から４月は、転勤や進学などで人や物が多く移動することから新幹線や特急を使ったり、郵便で荷物を送ったりすることが多く、日本郵政やJRが提供するサービス「えきねっと」を騙って被害を拡大させようとしたものと考えられます。
BBソフトサービス株式会社は、メールが来たら開かずに削除するように警告するとともに、GW中も引き続き注意を促しています。

「詐欺ウォール」とは？

詐欺ウォールとはBBソフトサービス株式会社が提供しているソフトウェアで、公的機関が発表している詐欺のリストとAI、詐欺サイトの構造を見抜きます。
検知率が非常に高く、詐欺サイトの97%を検知するのを実現しています。

また、詐欺ウォールはメールアプリで受け取ったメールに記載されているURLの詐欺サイトを見抜くだけでなく、FacebookやTwitter、InstagramなどSNSを経由したフィッシング詐欺を防ぐことも可能です。

これからIT化が進む中、フィッシング詐欺への対策は欠かせないものとなります。
怪しいメール(クレジットカード番号や口座番号を入力させるメール)に注意する、ログインID・パスワードを使い回さないなど、ご自身で注意するだけでなく、こういったソフトを導入することを検討してみるのも良いです。