2020年7月10日、オンライン診療などのデジタルヘルスケアサービスの流通・販売を目指し、ドクターズ株式会社と株式会社メディカルトリビューンが提携したことを発表されました。

まずは、withコロナに対応できる診療所向きのオンラインシステム「診療所の窓口™」を医師・医療従事者向けの会員制ウェブサイト「メディカルトリビューンウェブ」で販売します。

オンラインで受付・診療ができる「診療所の窓口™」

「診療所の窓口™」は病院や診療所のオンライン窓口を開設できるサービス。
「Doctors Cloud™」に登録さている医師を含む医療チームが診療受付の代行を行い、診療所に繋げます。
プランによってはオンラインの診療システムを導入することも可能です。

ドクターズ株式会社は、病院向けの同じシステム「病院の窓口™」も運営しています。

サービスのメリット

「病院の窓口™」「診療所の窓口™」では、診察前に詳しい情報を確認できるので、スムーズに診察が進みますし、かかりつけ患者を獲得することもできます。
また、オンライン上で受付・診療ができるので、コロナウイルスで提唱されている「三密」の防止にもなりますし、新しい生活様式にも対応したものとなっています。

DXを進める上で、活用が期待されているサービスです。

医師や医療従事者が多く集まる場所で販売

今回提携している株式会社メディカルトリビューンは、「メディカルトリビューンウェブ」を運営している企業です。

「メディカルトリビューンウェブ」は医師や医療従事者向けの会員制ウェブサイトで、医学や医療情報を日々発信しています。
医師が多く集まる場所でサービスを知ってもらえれば、それだけ多くの診療所が「診療所の窓口™」を推し進めることが期待できるでしょう。

出典:プレスリリース

医療業界のDX化

様々な分野で推進されているDX。
しかし、医療業界では、通常業務と並行してITスキルを習熟するのは大きな負担となりますし、習熟するのにも難しさがあります。

そのため、医療の現場では、ドクターズ株式会社と株式会社メディカルトリビューンが提供しているような、オンライン受付の代行や、オンライン診察の導入をサポートするサービスは、医療のDXを推し進めるのに欠かせないものと考えられます。