NBA、試合再開にあたり「Microsoft Teams」の新機能「Togetherモード」を導入

セルリア編集部 2020.07.30

SurfaceやOfficeアプリといったソフトウェアの開発・販売を行う「Microsoft」のビジネスチャットツール「Microsoft Teams」が2020年7月30日(米国時間)から再開するNBAの2019~2020シーズンにて導入されます。

新型コロナの影響で中断を余儀なくされた2019~2020シーズン

2019年10月に始まったNBAの2019~2020シーズン。本来であれば、2020年4月15日に終了する予定でした。

しかし、世界的に新型コロナウイルスによる感染症が広まった上、選手の一人が新型コロナウイルスの検査で陽性だったため、NBAは2020年3月12日の試合を持って一時中断を発表していました。

7月30日から試合が再開

しばらく試合が一切行われなかったNBAですが、6月26日、NBA理事会にてシーズンを再開するフォーマットが承認され、7月30日に試合が再開されることが正式に決定しました。

ですが、新型コロナウイルスはいまだに収束する気配を見せていません。
そのため、再開にあたり、感染症を拡大させないために対策が講じられ、その1つとしてMicrosoft Teamsが導入されることになりました。

Microsoftが提供するビジネスチャットツール「Microsoft Teams」

「Microsoft Teams」は、Microsoftが開発したビジネス用のチャットツール。
文字でのやり取りはもちろん、通話機能やテレビ会議機能があり、NTTコミュニケーションズ株式会社やヤマハ株式会社、三井物産株式会社をはじめとした多くの企業で導入されています。

また「Microsoft Teams」には、スケジュール調節機能やメンバーのシフト管理機能なども搭載されており、会議の日程決めや同僚・上司・取引先とのやりとりがスムーズにできるという特徴もあります。

NBAで使われたのはMicrosoft Teamsの新機能

今回、NBAの試合で使用されるのは7月8日に発表されたMicrosoft Teamsの新機能「Togetherモード」です。

「Togetherモード」はオンライン会議の疲労感を解消するために開発されたモードで、画面を四角い画面で区切って参加者の映像を並べるのではなく、一つの背景の前に参加者を並べることができます。

出典:ITメディア

試合では観客席を背景に300人の映像を表示

「Togetherモード」の背景はバーや講堂などが選べますが、NBAでは観客席の背景が使用され、合計300人の映像が映し出されます。

出典:CNET Japan

また、NBAはより試合を楽しんでもらえるよう、マイクと30台以上のカメラを配置。
今までにないアングルから試合を見たり、スニーカーの軋みやボールの音などもしっかり観客に伝わるようになっているので、躍動感のある試合を楽しむことができます。

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NBA、試合再開にあたり「Microsoft Teams」の新機能「Togetherモード」を導入

                           
セルリア編集部 2020.07.30

SurfaceやOfficeアプリといったソフトウェアの開発・販売を行う「Microsoft」のビジネスチャットツール「Microsoft Teams」が2020年7月30日(米国時間)から再開するNBAの2019~2020シーズンにて導入されます。

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新型コロナの影響で中断を余儀なくされた2019~2020シーズン

2019年10月に始まったNBAの2019~2020シーズン。本来であれば、2020年4月15日に終了する予定でした。

しかし、世界的に新型コロナウイルスによる感染症が広まった上、選手の一人が新型コロナウイルスの検査で陽性だったため、NBAは2020年3月12日の試合を持って一時中断を発表していました。

7月30日から試合が再開

しばらく試合が一切行われなかったNBAですが、6月26日、NBA理事会にてシーズンを再開するフォーマットが承認され、7月30日に試合が再開されることが正式に決定しました。

ですが、新型コロナウイルスはいまだに収束する気配を見せていません。
そのため、再開にあたり、感染症を拡大させないために対策が講じられ、その1つとしてMicrosoft Teamsが導入されることになりました。

Microsoftが提供するビジネスチャットツール「Microsoft Teams」

「Microsoft Teams」は、Microsoftが開発したビジネス用のチャットツール。
文字でのやり取りはもちろん、通話機能やテレビ会議機能があり、NTTコミュニケーションズ株式会社やヤマハ株式会社、三井物産株式会社をはじめとした多くの企業で導入されています。

また「Microsoft Teams」には、スケジュール調節機能やメンバーのシフト管理機能なども搭載されており、会議の日程決めや同僚・上司・取引先とのやりとりがスムーズにできるという特徴もあります。

NBAで使われたのはMicrosoft Teamsの新機能

今回、NBAの試合で使用されるのは7月8日に発表されたMicrosoft Teamsの新機能「Togetherモード」です。

「Togetherモード」はオンライン会議の疲労感を解消するために開発されたモードで、画面を四角い画面で区切って参加者の映像を並べるのではなく、一つの背景の前に参加者を並べることができます。

出典:ITメディア

試合では観客席を背景に300人の映像を表示

「Togetherモード」の背景はバーや講堂などが選べますが、NBAでは観客席の背景が使用され、合計300人の映像が映し出されます。

出典:CNET Japan

また、NBAはより試合を楽しんでもらえるよう、マイクと30台以上のカメラを配置。
今までにないアングルから試合を見たり、スニーカーの軋みやボールの音などもしっかり観客に伝わるようになっているので、躍動感のある試合を楽しむことができます。

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