アルバイトスタッフの教育が抱える課題

今や、飲食店や接客業を支える大きな戦力となっているアルバイト。

効率よく労働力を確保できる一方で、アルバイトを採用している飲食店やチェーン店では、毎回新しいスタッフが入ったら、一から業務を指導する必要があります。
しかし、通常の接客業務を同時に行いながら、仕事を覚えてもらわないといけないので、「必要な仕事を覚えてもらうまで、時間がかかる」という課題がありました。

また、通常業務は日常的な業務で教えることができますが、トラブル対応な不測の事態にへの対応は、その時にならないと指導する機会がありませんし、1回で覚えてもらうことが難しいです。

そのため、不測の事態やトラブル対応に関しては、なかなか教育できないという課題も抱えていました。

VRで研修を効率よく

●仕事を覚えてもらうまでに時間がかかる
●トラブル対応などを指導できない
といったアルバイトスタッフの育成に関わる課題を解決するために、大手牛丼チェーン店「松屋」で導入されたのが、デジタル・ナレッジと積木製作が共同で開発したVR研修です。

VR研修はその名の通り、VRを活用した研修プログラムです。eラーニングと組み合わせることで、アルバイトスタッフが入社した時の研修教育を効率よく受けることができるようになっています。

研修に集中できる分、必要な仕事を短時間で覚えてもらえますし、実際に起こらないと対応できないトラブル(松屋でいえば、ピーク時の混雑対応やトラブル対応など)も、VRで指導することができます。

出典：株式会社デジタル・ナレッジ

人の出入りが激しいアルバイトだから必要なサービス

アルバイトで労働力をまかなっている現場は、人の出入りが激しいので、その分教育の機会が多くなります。

そのため、今回、eラーニング教材の開発を行うデジタル・ナレッジと、CG製作会社である積木製作が共同で開発した、VRとeラーニングを組み合わせたアルバイトスタッフ用の研修プログラムは、松屋だけでなく、他の現場でも大いに役立つことが予想されるでしょう。