日本科学未来館で展示空間をデジタル化する取り組みが開始

セルリア編集部 2021.03.12

日本科学未来館が5Gや屋内VPSといった技術を駆使し、現実空間にARコンテンツなどを重ねる「デジタル化された展示空間を構築する技術」の実証実験を開始しました。

日本科学未来館の実証実験に参画している企業

日本科学未来館で行われる今回の実証実験では、KDDI株式会社と情報・通信に関する調査や研究などを行う株式会社KDDI総合研究所が参画しています。

大手キャリアのKDDIとその研究機関であるKDDI総合研究所が参画しているので、実証実験の内容がGPSの発展系であるVPSや5Gなどの最新技術を活用した実験となっているのが特徴です。

また他にも株式会社Psychic VR Labや株式会社オムニバス・ジャパン、株式会社FMBなどが参加しています。

実証実験の内容

今回は2つの実証実験を行います。

①スマートグラスとVPSを組み合わせたバーチャルコンテンツ

1つ目がスマートグラスでバーチャルコンテンツを提供する実験です。
スマートグラスとは、メガネ型のウェアラブルデバイスで実際に見ている光景に情報をプラスして表示させるものです。

出典:PR TIMES

今回はVPSによってスマートグラスがどこを向いているか、鑑賞者の現在位置はどこなのかを自動的に特定してコンテンツをグラス上に表示させる取り組みが行われます。
そのため直感的な鑑賞体験が可能となります。

出典:PR TIMES

②バーチャルヒューマン「coh」が施設を案内

日本科学未来館内にはKDDIの5G基地局が設置されます。
基地局を活用し、大量のデータをリアルタイムでレンダリングできるサーバーとスマートフォン・スマートグラスを繋ぐことで、大容量で非常に細かくて精密なデジタルコンテンツの表示が可能となりました。

そのため本実証ではスマートフォン・スマートグラス上にバーチャルヒューマン「coh」を登場させ、日本科学未来館内の案内を行います。

出典:PR TIMES
バーチャルヒューマンを登場させることで、文字だけではなく手振りや身振り、表情などの非言語情報が伝わりやすくなり、一層展示を楽しむことができます。

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日本科学未来館で展示空間をデジタル化する取り組みが開始

                           
セルリア編集部 2021.03.12

日本科学未来館が5Gや屋内VPSといった技術を駆使し、現実空間にARコンテンツなどを重ねる「デジタル化された展示空間を構築する技術」の実証実験を開始しました。

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日本科学未来館の実証実験に参画している企業

日本科学未来館で行われる今回の実証実験では、KDDI株式会社と情報・通信に関する調査や研究などを行う株式会社KDDI総合研究所が参画しています。

大手キャリアのKDDIとその研究機関であるKDDI総合研究所が参画しているので、実証実験の内容がGPSの発展系であるVPSや5Gなどの最新技術を活用した実験となっているのが特徴です。

また他にも株式会社Psychic VR Labや株式会社オムニバス・ジャパン、株式会社FMBなどが参加しています。

実証実験の内容

今回は2つの実証実験を行います。

①スマートグラスとVPSを組み合わせたバーチャルコンテンツ

1つ目がスマートグラスでバーチャルコンテンツを提供する実験です。
スマートグラスとは、メガネ型のウェアラブルデバイスで実際に見ている光景に情報をプラスして表示させるものです。

出典:PR TIMES

今回はVPSによってスマートグラスがどこを向いているか、鑑賞者の現在位置はどこなのかを自動的に特定してコンテンツをグラス上に表示させる取り組みが行われます。
そのため直感的な鑑賞体験が可能となります。

出典:PR TIMES

②バーチャルヒューマン「coh」が施設を案内

日本科学未来館内にはKDDIの5G基地局が設置されます。
基地局を活用し、大量のデータをリアルタイムでレンダリングできるサーバーとスマートフォン・スマートグラスを繋ぐことで、大容量で非常に細かくて精密なデジタルコンテンツの表示が可能となりました。

そのため本実証ではスマートフォン・スマートグラス上にバーチャルヒューマン「coh」を登場させ、日本科学未来館内の案内を行います。

出典:PR TIMES
バーチャルヒューマンを登場させることで、文字だけではなく手振りや身振り、表情などの非言語情報が伝わりやすくなり、一層展示を楽しむことができます。

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