医療崩壊の危機を通信技術で回避する「コロナICUリモート管理システム」がリリース

セルリア編集部 2022.06.07

2022年6月7日、天馬諮問株式会社が集中治療室と外部にいる専門家チームを結ぶシステム「Tele-ICU by TENMA」をリリースしました。

コロナ禍で浮き彫りとなった医療崩壊の危機

新型コロナウイルスによる感染症の影響で、近年何度も医療崩壊の危機がありました。
特にICUに運び込まれる患者は多く、中にはなかなか専門の医師のアドバイスが受けられないということもありました。

そこで、天馬諮問株式会社が東京都の助成を受けて完成させたのが今回リリースされた「Tele-ICU by TENMA」です。

出典:PR TIMES

新システム「Tele-ICU by TENMA」とは?

「Tele-ICU by TENMA」とは、天馬諮問株式会社が開発したシステムです。
集中治療室内とその外部にいる専門家を遠隔で結ぶことができるもので、ICU内での作業効率化と感染リスクの低減を目的に開発されました。

ICUは集中治療を必要としている重症患者を受け入れるための病棟ですが、日本の病院の中には専門医がおらず、外科医や内科医がICUでの治療に携わっていることもあります。

しかし、「Tele-ICU by TENMA」を導入すれば、外部にいる専門医の指示やアドバイスを受けることができるようになります。
アドバイスや指示をもとに適切に治療すれば、治療期間や入院期間の短縮も可能です。

やり取りをスムーズにする機能が搭載

「Tele-ICU by TENMA」には外部とのやり取りをスムーズにするための様々な機能が備わっています。
例えば、脈拍や心拍数など患者の状態を見るモニターの映像を共有する機能や、話したことを自動でチャットで文字化する機能などが備わっており、スムーズにリアルタイムで情報をやり取りできるようになっています。

また、一画面につき9人の患者まで表示する機能もあるので、一度に複数の患者を遠隔からチェックすることも可能です。

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セルリア編集部 2022.06.07

2022年6月7日、天馬諮問株式会社が集中治療室と外部にいる専門家チームを結ぶシステム「Tele-ICU by TENMA」をリリースしました。

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コロナ禍で浮き彫りとなった医療崩壊の危機

新型コロナウイルスによる感染症の影響で、近年何度も医療崩壊の危機がありました。
特にICUに運び込まれる患者は多く、中にはなかなか専門の医師のアドバイスが受けられないということもありました。

そこで、天馬諮問株式会社が東京都の助成を受けて完成させたのが今回リリースされた「Tele-ICU by TENMA」です。

出典:PR TIMES

新システム「Tele-ICU by TENMA」とは?

「Tele-ICU by TENMA」とは、天馬諮問株式会社が開発したシステムです。
集中治療室内とその外部にいる専門家を遠隔で結ぶことができるもので、ICU内での作業効率化と感染リスクの低減を目的に開発されました。

ICUは集中治療を必要としている重症患者を受け入れるための病棟ですが、日本の病院の中には専門医がおらず、外科医や内科医がICUでの治療に携わっていることもあります。

しかし、「Tele-ICU by TENMA」を導入すれば、外部にいる専門医の指示やアドバイスを受けることができるようになります。
アドバイスや指示をもとに適切に治療すれば、治療期間や入院期間の短縮も可能です。

やり取りをスムーズにする機能が搭載

「Tele-ICU by TENMA」には外部とのやり取りをスムーズにするための様々な機能が備わっています。
例えば、脈拍や心拍数など患者の状態を見るモニターの映像を共有する機能や、話したことを自動でチャットで文字化する機能などが備わっており、スムーズにリアルタイムで情報をやり取りできるようになっています。

また、一画面につき9人の患者まで表示する機能もあるので、一度に複数の患者を遠隔からチェックすることも可能です。

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