アプリのネガティブレビューの正体がFROSKの調査で明らかに

セルリア編集部 2020.09.09

スマホアプリのエラー検知やクラッシュ情報を解析してデバッグをサポートする「SmartBeat」を提供しているFROSK株式会社が、スマホアプリの利用状況やクラッシュに関するアンケート調査の結果を発表しました。

アプリのダウンロードの時によく見る「レビュー」

App StoreやGoogle Playで、アプリのダンロードページを確認すると、必ず「レビュー」というものが表示されていますよね。
そこを見てみると、色々なレビューがありますが、あまり良くないレビューが目立ってしまっているということはありませんか?

よくないレビューもいいレビューもアプリをダウンロードするユーザーにとっては、アプリの機能や利便性を判断するいい材料になりますが、開発者や提供者にとっては良くないレビューはなんとかして減らしたいもの。

少しでもネガティブレビューを減らすには、レビューを残すユーザーの心理を紐解く必要があります。

「ネガティブレビュー」が多くなる理由が調査で明らかに

レビューを残すユーザーの心理を理解するのにぴったりの調査が行われました。
調査を行なったのは、スマホアプリのエラー検知やクラッシュ情報を解析する「SmartBeat」を提供するFROSK株式会社です。

FROSK株式会社はどんな時にレビューが書かれるのかを細かく調査しています。

半数の人が「レビューを書きたい」

まず、「アプリのレビューを書きたいと思うか」という質問では「書きたいと思う」を回答した人が50.2%と半数以上いることが伺えます。


出典:PR TIMES

さらに、「書きたいと思う」と回答した人に対し、「どんな時に書きたいと思うか」と質問したところ、「不満を感じた時」と答えた人が23.9%でした。
「満足を感じた時」と回答した10.7%に比べると、約2倍の数値となっており、その根底には「なんとかして運営に改善してもらいたい」という心理があるのではないかと推測できます。

「ネガティブレビュー」の内容で最も多いのは?

FROSK株式会社は、レビューをいつ書きたいかだけでなく、「どんなことに不満を感じた時に書きたいと思うか」という質問も行いました。


出典:PR TIMES

その結果、動作の安定性や重さ、広告の表示などでネガティブレビューを書かれる傾向が高いことがわかっています。

ネガティブレビューの対処法

「面白かった」「楽しめた」「使いやすかった」というレビューは、インストールの決め手になりますが、「使いにくい」「動作が遅い」というレビューはインストールを遠ざけてしまいます。

ですので、レビューが書かれてしまった場合はいち早く対処することが大切です。
特に動作面はユーザー離れにも大きく影響が出てしまうだけでなく、レビューやSNSに書き込まれてしまう可能性が非常に高いことも今回の調査で明らかになっています。

ネガティブレビューに振り回されるのはあまり良くありませんが、時にはレビューをうまく活用して使いやすいアプリを設計しましょう。

SHERE!

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アプリのネガティブレビューの正体がFROSKの調査で明らかに

                           
セルリア編集部 2020.09.09

スマホアプリのエラー検知やクラッシュ情報を解析してデバッグをサポートする「SmartBeat」を提供しているFROSK株式会社が、スマホアプリの利用状況やクラッシュに関するアンケート調査の結果を発表しました。

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アプリのダウンロードの時によく見る「レビュー」

App StoreやGoogle Playで、アプリのダンロードページを確認すると、必ず「レビュー」というものが表示されていますよね。
そこを見てみると、色々なレビューがありますが、あまり良くないレビューが目立ってしまっているということはありませんか?

よくないレビューもいいレビューもアプリをダウンロードするユーザーにとっては、アプリの機能や利便性を判断するいい材料になりますが、開発者や提供者にとっては良くないレビューはなんとかして減らしたいもの。

少しでもネガティブレビューを減らすには、レビューを残すユーザーの心理を紐解く必要があります。

「ネガティブレビュー」が多くなる理由が調査で明らかに

レビューを残すユーザーの心理を理解するのにぴったりの調査が行われました。
調査を行なったのは、スマホアプリのエラー検知やクラッシュ情報を解析する「SmartBeat」を提供するFROSK株式会社です。

FROSK株式会社はどんな時にレビューが書かれるのかを細かく調査しています。

半数の人が「レビューを書きたい」

まず、「アプリのレビューを書きたいと思うか」という質問では「書きたいと思う」を回答した人が50.2%と半数以上いることが伺えます。


出典:PR TIMES

さらに、「書きたいと思う」と回答した人に対し、「どんな時に書きたいと思うか」と質問したところ、「不満を感じた時」と答えた人が23.9%でした。
「満足を感じた時」と回答した10.7%に比べると、約2倍の数値となっており、その根底には「なんとかして運営に改善してもらいたい」という心理があるのではないかと推測できます。

「ネガティブレビュー」の内容で最も多いのは?

FROSK株式会社は、レビューをいつ書きたいかだけでなく、「どんなことに不満を感じた時に書きたいと思うか」という質問も行いました。


出典:PR TIMES

その結果、動作の安定性や重さ、広告の表示などでネガティブレビューを書かれる傾向が高いことがわかっています。

ネガティブレビューの対処法

「面白かった」「楽しめた」「使いやすかった」というレビューは、インストールの決め手になりますが、「使いにくい」「動作が遅い」というレビューはインストールを遠ざけてしまいます。

ですので、レビューが書かれてしまった場合はいち早く対処することが大切です。
特に動作面はユーザー離れにも大きく影響が出てしまうだけでなく、レビューやSNSに書き込まれてしまう可能性が非常に高いことも今回の調査で明らかになっています。

ネガティブレビューに振り回されるのはあまり良くありませんが、時にはレビューをうまく活用して使いやすいアプリを設計しましょう。

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