昨年末でサポートが終了したFlash

昨年7月、アメリカのAdobe Systemsが、Flashの提供及び開発を発表しました。
Flashとは、動画や音声、アニメーションを組み合わせてコンテンツを作成できる、Adobeのアプリケーション群のこと。
2000年代前半は、Flashを多用したコンテンツがWeb上に溢れていましたが、HTML5が主流になったことなどが関連し、徐々にFlashは衰退していきました。

そして昨年の12月31日を持って、AdobeによるFlashのサポートが終了しました。

残っていたFlashコンテンツは再生不可能に

Flashのサポートが終了してしまったことで、これまでFlashを使っていたコンテンツは閲覧できなくなってしまいました。
HTML５が今は主流とはなっているものの、少なからずFlashのコンテンツは存在していました。

そこに目をつけたのが株式会社ソニックムーブです。

株式会社ソニックムーブとは？

株式会社ソニックムーブは、AndroidやiPhoneアプリ開発を専門に行っている企業です。
しかし、アプリ開発の他にも、FlashをHTML5に変換するクラウドサービス「JswfPlayer」も手がけています。

その技術を使って今回リリースされたのが、「Flash lover」です。

Flashコンテンツを蘇らせる「Flash lover」

出典：PR TIMES

Flash loverとは、再生不可能になってしまったFlashコンテンツをHTML５に変換して再生するサイトです。
FlashPlayerで再生していた時のように高いクオリティでFlashコンテンツを楽しめるようになっています。

Flashコンテンツの投稿は簡単にできるようになっているので、手軽に残しておけるのも魅力。
「過去に作ったFlashコンテンツを残しておきたい」と考えている人にはぴったりのサービスです。