「遠隔受付システム」とは？

「遠隔受付システム」とは、八十二銀行が開発した受付アプリケーションを、沖電気工業株式会社が開発したセルフ端末用ミドルウェア「CounterSmart」で動かすシステムです。

本システムでは、基本的に、お客さんは銀行のブースにてセルフで手続きを進めます。
その最中に、職員によるお手伝いが必要な場合にのみ、本部職員がリモートで支援する仕組みになっています。

セルフ端末用ミドルウェア「CounterSmart」

「CounterSmart」は、情報通信分野などのシステム構築を行う沖電気工業株式会社が開発したサービスです。

出典：沖電気工業株式会社

タッチパネルや音声などによる無人対応と有人オペレーターによるリモートでの支援を実現できるシステムとなっています。
セルフ化により人手不足を補えるだけでなく、有人リモート支援機能によって、専門知識を集約させることができるので、スムーズに手続きを進められるメリットもあります。

遠隔受付システムの魅力

接触なしで手続きが進められる

遠隔受付システムでは、お客さんと接触することなく手続きができます。
そのため、ウィズコロナの下に置いて感染予防になり、行員とお客さんの身を守ることができます。

対応時間の削減

「遠隔受付システム」では、必要なタイミングのみ本部職員がサポートします。
そのため、1人あたりの対応時間を削減でき、空いた時間を他の業務に当てたり、他のお客さんの対応に当てられます。

省人員化が実現

対応時間が削減できることから、人員がそこまで多くなくても業務が回るようになります。そのため、省人員化での勤務が実現可能です。

支店の１つで試行開始

今回発表された「遠隔受付システム」は、八十二銀行の佐久穂支店で試行が開始されます。
銀行は個人法人両方の手続きを行なっていますが、対象業務となるのは、個人に関する業務のみになりますので、法人での手続きには対応していません。

普通預金の口座開設や氏名・住所・届出印の変更、再発行手続きなどが可能です。

出典：PR TIMES