エコバック持参が半数以上!レジ袋有料化に関する調査結果
7月1日にプラスチック製レジ袋が有料化されたことを受け、株式会社リサーチ・アンド・イノベーションは運営する家計簿アプリ「CODE」で約1万人に買い物袋に関するアンケート調査を行いました。消費者の動向に変化があったのか、結果から考察します。
調査期間:2020年7月1日 n=9999
回答者のユーザー属性
家計簿アプリの性質上、買い物を日常的に行なう女ユーザーが多いため家計簿アプリを使わない買い物などを計測していないので、実際の浸透率や意見は前後することが予想できます。
60%以上がマイバック・エコバックを使用
Q:今回の買い物で、あなたは「プラスチック製のレジ袋」を買いましたか?
出典:プレスリリース
62%がマイバッグやエコバッグを使用していると回答しており、プラスチック製のレジ袋を購入した回答者は8.6%に留まりました。
以前まではエコバッグなどの持参で割引が適応されるスーパーなどもあったことに加え、データの収集元が家計簿アプリなので、常に買い物を行なう層へのエコバッグ・マイバッグが浸透していると考察することができます。
「その他」の回答者はECの買い物などに該当します。
今後の消費者の動向
Q:今後買い物をするときのあなたの気持ちで、最もあてはまるものをお答えください。
出典:プレスリリース
プラスチック製のレジ袋を買い続けると回答した方は2.5%ほどに留まり、76.7%の人が“エコバッグを使用する”と回答しました。
また、エコバッグ持参とプラスチック製のレジ袋購入を使い分けると回答した人は、13.5%でした。おそらく、突発的な買い物ではレジ袋を購入して対応することが考えられます。
有料化に対するユーザーの意識
Q:「プラスチック製のレジ袋」が有料となったこの取り組みをどう思いますか。
出典:プレスリリース
過半数が有料化について肯定的な意見でした。
エコバッグやマイバッグを常に使っている層が多いことから、家計は痛まずにエコに貢献できるというユーザーの背景が想定できます。
また、約15%が否定的な意見でした。
突発的な買い物が今後多いと予想したユーザーや、マイバッグを使用していないユーザーなどが想定できます。
おわりに
今回の調査は、家計簿アプリのユーザーに対してのアンケート調査でした。
ユーザー属性からもわかるように、家計を管理して節約意識もあるユーザーが多いと想定できます。
マイバッグなどの普及率から、普段から節約を意識して取り組んでいるユーザーが多いのではないでしょうか。
例えば、ユーザー層が独身のサラリーマン男性メインだった場合、全く別の結果になることも想像できます。
どのような調査でも、多角的な視点で物事を考える意識が読み手にも求められています。
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7月1日にプラスチック製レジ袋が有料化されたことを受け、株式会社リサーチ・アンド・イノベーションは運営する家計簿アプリ「CODE」で約1万人に買い物袋に関するアンケート調査を行いました。消費者の動向に変化があったのか、結果から考察します。
調査期間:2020年7月1日 n=9999
回答者のユーザー属性
家計簿アプリの性質上、買い物を日常的に行なう女ユーザーが多いため家計簿アプリを使わない買い物などを計測していないので、実際の浸透率や意見は前後することが予想できます。
60%以上がマイバック・エコバックを使用
Q:今回の買い物で、あなたは「プラスチック製のレジ袋」を買いましたか?
出典:プレスリリース
62%がマイバッグやエコバッグを使用していると回答しており、プラスチック製のレジ袋を購入した回答者は8.6%に留まりました。
以前まではエコバッグなどの持参で割引が適応されるスーパーなどもあったことに加え、データの収集元が家計簿アプリなので、常に買い物を行なう層へのエコバッグ・マイバッグが浸透していると考察することができます。
「その他」の回答者はECの買い物などに該当します。
今後の消費者の動向
Q:今後買い物をするときのあなたの気持ちで、最もあてはまるものをお答えください。
出典:プレスリリース
プラスチック製のレジ袋を買い続けると回答した方は2.5%ほどに留まり、76.7%の人が“エコバッグを使用する”と回答しました。
また、エコバッグ持参とプラスチック製のレジ袋購入を使い分けると回答した人は、13.5%でした。おそらく、突発的な買い物ではレジ袋を購入して対応することが考えられます。
有料化に対するユーザーの意識
Q:「プラスチック製のレジ袋」が有料となったこの取り組みをどう思いますか。
出典:プレスリリース
過半数が有料化について肯定的な意見でした。
エコバッグやマイバッグを常に使っている層が多いことから、家計は痛まずにエコに貢献できるというユーザーの背景が想定できます。
また、約15%が否定的な意見でした。
突発的な買い物が今後多いと予想したユーザーや、マイバッグを使用していないユーザーなどが想定できます。
おわりに
今回の調査は、家計簿アプリのユーザーに対してのアンケート調査でした。
ユーザー属性からもわかるように、家計を管理して節約意識もあるユーザーが多いと想定できます。
マイバッグなどの普及率から、普段から節約を意識して取り組んでいるユーザーが多いのではないでしょうか。
例えば、ユーザー層が独身のサラリーマン男性メインだった場合、全く別の結果になることも想像できます。
どのような調査でも、多角的な視点で物事を考える意識が読み手にも求められています。