宣言解除から約1ヶ月、外食に対しての意識調査

セルリア編集部 2020.06.25

新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言が解除されて、間も無く1ヶ月が経とうとしています。新宿や大阪などの都市部では目に見えて人々の往来が増加しています。この1ヶ月で人々の外食意識はどのように変化したのかを、株式会社スペースマーケットが調査した結果をご紹介します。
調査期間:2020年6月17日〜2020年6月22日 n=1637

同行者の人数とシーン別の再開状況


出典:プレスリリース

人数が多いほど控える傾向は変わらず

ひとりや家族との外食に関しては、再開したとの回答が70%と最も多くみられました。
少人数の友人との外食も再開傾向にありますが、家族やひとり外食の数値と比較すると、数値が戻るのにあと1ヶ月は時間がかかると推測できるデータでした。

5人以上の友人との外食に関しては、13%が再開したと回答、約1ヶ月は控えるという回答が1番多くなっており、未だ大人数での外食は控えたい意向が確認できます。

仕事関連やデートに関して

シーン別の意識調査では、仕事関連の外食は24%が再開しています。
テレワークの継続を発表する企業やオンラインでの会議を推奨する企業なども存在し、どうなるのかまだわからないという意向が伺えます。

デートに関しては、ひとりや家族との外出と同じく再開したとの回答が最も多く46%という結果となりました。

感染リスクの高い人と同居している場合

ご自身もしくは同居人に「子供・高齢者・妊婦・基礎疾患がある」方を確認したところ、36%が対象となりました。


出典:プレスリリース

その中で、「再開した」「1ヶ月以内に予定あり」と比較すると6%ほどの減少がみられます。
また、「3ヶ月は控える」との回答も増加しており、同居している人物の感染リスクが判断材料の1つになっていることがわかります。

再開しない理由

主な理由として、「感染リスクが高い」「周囲に感染させたくない」との回答が最も多い結果となりました。
会社や組織からの自粛指示が出ているケースは減少し、「友人を誘いづらい」や「周囲の視線が気になる」などの回答もみられました。


出典:プレスリリース

外出時に考慮する点

「混雑していないか」が67%、「不特定多数が集まる場所ではないか」が53%、「換気ができる場所か」が45%というかいとい結果となり、外出するにしても場所や状況などを考慮する意見が多くみられました。

ライブハウスや大人数でのカラオケなどの客入りが完全に回復するのは、まだ先になってしまうと想定できます。


出典:プレスリリース

おわりに

外出は緊急事態宣言時より手軽になったものの、様々なリスクに気をつけながら行うべきとの意見がこれらのデータからみられます。
これまで通り、親しい人間であっても同居人の環境などによっては外出しづらい状況が続く可能性があり、気が抜けないと考える回答が多く寄せられました。

引き続き感染予防や対策が必要です。

出典:プレスリリース

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宣言解除から約1ヶ月、外食に対しての意識調査

                           
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新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言が解除されて、間も無く1ヶ月が経とうとしています。新宿や大阪などの都市部では目に見えて人々の往来が増加しています。この1ヶ月で人々の外食意識はどのように変化したのかを、株式会社スペースマーケットが調査した結果をご紹介します。
調査期間:2020年6月17日〜2020年6月22日 n=1637

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同行者の人数とシーン別の再開状況


出典:プレスリリース

人数が多いほど控える傾向は変わらず

ひとりや家族との外食に関しては、再開したとの回答が70%と最も多くみられました。
少人数の友人との外食も再開傾向にありますが、家族やひとり外食の数値と比較すると、数値が戻るのにあと1ヶ月は時間がかかると推測できるデータでした。

5人以上の友人との外食に関しては、13%が再開したと回答、約1ヶ月は控えるという回答が1番多くなっており、未だ大人数での外食は控えたい意向が確認できます。

仕事関連やデートに関して

シーン別の意識調査では、仕事関連の外食は24%が再開しています。
テレワークの継続を発表する企業やオンラインでの会議を推奨する企業なども存在し、どうなるのかまだわからないという意向が伺えます。

デートに関しては、ひとりや家族との外出と同じく再開したとの回答が最も多く46%という結果となりました。

感染リスクの高い人と同居している場合

ご自身もしくは同居人に「子供・高齢者・妊婦・基礎疾患がある」方を確認したところ、36%が対象となりました。


出典:プレスリリース

その中で、「再開した」「1ヶ月以内に予定あり」と比較すると6%ほどの減少がみられます。
また、「3ヶ月は控える」との回答も増加しており、同居している人物の感染リスクが判断材料の1つになっていることがわかります。

再開しない理由

主な理由として、「感染リスクが高い」「周囲に感染させたくない」との回答が最も多い結果となりました。
会社や組織からの自粛指示が出ているケースは減少し、「友人を誘いづらい」や「周囲の視線が気になる」などの回答もみられました。


出典:プレスリリース

外出時に考慮する点

「混雑していないか」が67%、「不特定多数が集まる場所ではないか」が53%、「換気ができる場所か」が45%というかいとい結果となり、外出するにしても場所や状況などを考慮する意見が多くみられました。

ライブハウスや大人数でのカラオケなどの客入りが完全に回復するのは、まだ先になってしまうと想定できます。


出典:プレスリリース

おわりに

外出は緊急事態宣言時より手軽になったものの、様々なリスクに気をつけながら行うべきとの意見がこれらのデータからみられます。
これまで通り、親しい人間であっても同居人の環境などによっては外出しづらい状況が続く可能性があり、気が抜けないと考える回答が多く寄せられました。

引き続き感染予防や対策が必要です。

出典:プレスリリース

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