クラウド型電子薬剤服用歴「Musubi」とは？

今回導入されたツール「Musubi」は、薬局向けのサービスを開発・提供している株式会社カケハシという企業のサービスです。

薬局のDXを推進するために立ち上げられたサービスで、AIを使って在庫管理をしたり、服薬指導をしながら薬歴(患者に対して薬剤師が行った調剤や服薬指導の内容を記録したもの)を作成したりすることができます。

出典：「Musubi」サービスページ

「Musubi」の魅力

「Musubi」には様々な魅力がありますが、ここでは大きく3つの魅力を紹介します。

薬歴を電子化できる

「Musubi」ではまず、薬歴を電子化することができます。
薬歴とは、患者1人１人に対する調剤や服薬指導の内容を記録した資料のことで、薬を処方する薬局では欠かせないものです。

「Musubi」を導入すればこの薬歴を完全に電子化し、クラウドで管理することが可能です。
それだけではなく、患者に服薬指導を行う際、画面を見せながらタップしていけば簡単に薬歴の下書きを作成できるので、薬局の業務が格段に楽になります。

薬局の運営改善にも繋げられる

LINEとの連携も可能なので、服薬期間中にLINEでフォローしたり、処方せんをLINEで送信することも「Musubi」を導入すれば可能です。
特に、処方せんをLINEで送信できれば、患者は薬の準備ができたら取りに行けばいいだけなので、待ち時間を短縮してストレスなく薬を受け取ることができます。

「Musubi」は業務の改善だけでなく、薬局の運営改善にも繋げることができるので、とても便利です。

AIで在庫管理ができる

「Musubi」にはAIが搭載されており、需要予測アルゴリズムが発注しておくと良いものをリスト化しておいてくれます。
また、リストを活用すれば最短3分で発注作業が完了するので、在庫管理業務をスムーズに進めることもできます。

業務を効率化してより良い薬局作りができる

「Musubi」では薬局に欠かせない様々な業務を効率化して行えるため、その分他の業務に時間を当てることができます。
より良い薬局を作りたい・業務を効率化したいという時にぴったりなサービスです。