千葉市が「Spectee Pro」導入 リアルタイムで正確な災害情報などを発信

セルリア編集部 2020.08.05

千葉市が、台風や大雨などによる自然災害や、火事・事故など県民の危機に迅速に対応できるよう、株式会社Specteeが開発・運用する「Spectee Pro(スペクティプロ)」を導入。
災害の情報などをリアルタイムにキャッチすることができるようになりました。

Spectee Pro(スペクティプロ)とは

「Spectee Pro」は、災害や事故が起こった際にSNSへ投稿された情報の真偽や重要性、現場の正確な位置を判断して、リアルタイムに配信するツールです。

TwitterやFacebook、InstagramやYouTubeなど、様々なSNSの情報を網羅しており、その情報の精査は、株式会社Specteeが特許を取得したAI技術を使っています。

災害時にSNSに投稿される情報に着目

大雨や台風などの自然災害や大きな事故・火災などがあると、TwitterをはじめとしたSNSに現場の画像や動画などが投稿されるのを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

SNSは気軽に投稿できる上、とても拡散力があるツールです。
そのため、時にはニュース速報などよりも早く災害現場の状況や火事や事故といった危険に関する情報を知れる場合があります。

千葉市は、SNSが持つ「リアルタイムで情報を収集できる」という特性に着目し、「Spectee Pro」の導入を決定しました。

デマ情報への対策

SNSは情報をリアルタイムで仕入れることができるというメリットがある反面、誰でも投稿でき、匿名性があることから、デマ情報がたびたび問題となっています。
「Spectee Pro」は、官公庁や地方自治体、交通機関や報道機関向けのツールなので、間違った情報を発信することは防がなければならないところ。

そこで活用されているのがAIです。

「Spectee Pro」では、投稿された情報の画像解析や自然言語解析がAIによって行われます。そのため、真偽が怪しい情報や重要性が低いと思われる情報を外して、正しくて重要性が高い情報のみを配信できるように運用されています。

危険を可視化することで安心して暮らせる街を作る

安心できる街作りは自治体にとっては欠かせない業務。
千葉市は、本ツールを導入して、危険を可視化し、1分1秒でも早く危険を察知し対応できる街を目指していることが伺えます。

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千葉市が「Spectee Pro」導入 リアルタイムで正確な災害情報などを発信

                           
セルリア編集部 2020.08.05

千葉市が、台風や大雨などによる自然災害や、火事・事故など県民の危機に迅速に対応できるよう、株式会社Specteeが開発・運用する「Spectee Pro(スペクティプロ)」を導入。
災害の情報などをリアルタイムにキャッチすることができるようになりました。

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Spectee Pro(スペクティプロ)とは

「Spectee Pro」は、災害や事故が起こった際にSNSへ投稿された情報の真偽や重要性、現場の正確な位置を判断して、リアルタイムに配信するツールです。

TwitterやFacebook、InstagramやYouTubeなど、様々なSNSの情報を網羅しており、その情報の精査は、株式会社Specteeが特許を取得したAI技術を使っています。

災害時にSNSに投稿される情報に着目

大雨や台風などの自然災害や大きな事故・火災などがあると、TwitterをはじめとしたSNSに現場の画像や動画などが投稿されるのを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

SNSは気軽に投稿できる上、とても拡散力があるツールです。
そのため、時にはニュース速報などよりも早く災害現場の状況や火事や事故といった危険に関する情報を知れる場合があります。

千葉市は、SNSが持つ「リアルタイムで情報を収集できる」という特性に着目し、「Spectee Pro」の導入を決定しました。

デマ情報への対策

SNSは情報をリアルタイムで仕入れることができるというメリットがある反面、誰でも投稿でき、匿名性があることから、デマ情報がたびたび問題となっています。
「Spectee Pro」は、官公庁や地方自治体、交通機関や報道機関向けのツールなので、間違った情報を発信することは防がなければならないところ。

そこで活用されているのがAIです。

「Spectee Pro」では、投稿された情報の画像解析や自然言語解析がAIによって行われます。そのため、真偽が怪しい情報や重要性が低いと思われる情報を外して、正しくて重要性が高い情報のみを配信できるように運用されています。

危険を可視化することで安心して暮らせる街を作る

安心できる街作りは自治体にとっては欠かせない業務。
千葉市は、本ツールを導入して、危険を可視化し、1分1秒でも早く危険を察知し対応できる街を目指していることが伺えます。

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