Amazon.comがレジを通さずに決済可能なショッピングカートをスーパーに導入

セルリア編集部 2020.07.28

アメリカのAmazon.comが、レジを通さずに決済できるショッピングカート「アマゾン・ダッシュカート(Amazon Dash Cart)」を今年中にオープンするカリフォルニア州のスーパーへ導入することを発表しました。

アマゾン・ダッシュカート(Amazon Dash Cart)とは

「アマゾン・ダッシュカート」は、Amazon.comが開発した実店舗向けのショッピングカートで、タッチスクリーン・重量センサー・カメラが搭載されています。

利用者が「アマゾン・ダッシュカート」にセットした買い物袋に商品を入れると自動で何を入れたのかを認識し、金額・商品名・合計額がタッチスクリーンに表示される仕組みになっています。

扱いが難しい生鮮食品に関しては、4桁で構成されている「PLUコード」と購入数を入力してカートへ追加します。

レジを通さずそのまま会計ができる

利用者は、買い物をする前にAmazonアプリのQRコードを「アマゾン・ダッシュカート」に読み取らせます。
Amazonアプリと「アマゾン・ダッシュカート」が連動するため、会計はAmazonアプリに登録しているクレジットカードで決済することが可能です。
いちいちレジに並ばなくてもスムーズに買い物を終えられるので、効率も非常に良いです。

人と人の接触を減らせる画期的な技術

「アマゾン・ダッシュカート」はレジを通さずに会計ができるシステム。
レジという「実店舗での人と人との接触」を減らすことができるので、カートでの決済を可能にすることで、新型コロナウイルスによる感染症のリスクを少なくできるというメリットもあります。

セルフレジよりも効率が良い

人と人の接触を減らせるという点では、コンビニなどを中心に日本でも導入されている「セルフレジ」がありますが、やはり効率の良さは「アマゾン・ダッシュカート」の方に軍配があがるでしょう。

セルフレジだと、商品をカゴに入れてもう一度取り出して機械に通し、袋詰めしなければいけません。
ですが、「アマゾン・ダッシュカート」であれば買い物袋に入れるだけで決済できるので、袋詰めの手間などを省くことができます。

レジの仕事に当てていた人材を他の業務へ

スーパーの仕事はレジだけではありません。
商品の陳列はもちろん、発注や棚卸し、伝票業務など多岐にわたり、スーパーでの人手不足は課題となっています。

しかし、Amazon.comで開発された「アマゾン・ダッシュカート」のようなサービスがあれば、レジにかける人員を他の仕事に回せるので、スーパーの人員不足解消につなげられるでしょう。

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Amazon.comがレジを通さずに決済可能なショッピングカートをスーパーに導入

                           
セルリア編集部 2020.07.28

アメリカのAmazon.comが、レジを通さずに決済できるショッピングカート「アマゾン・ダッシュカート(Amazon Dash Cart)」を今年中にオープンするカリフォルニア州のスーパーへ導入することを発表しました。

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アマゾン・ダッシュカート(Amazon Dash Cart)とは

「アマゾン・ダッシュカート」は、Amazon.comが開発した実店舗向けのショッピングカートで、タッチスクリーン・重量センサー・カメラが搭載されています。

利用者が「アマゾン・ダッシュカート」にセットした買い物袋に商品を入れると自動で何を入れたのかを認識し、金額・商品名・合計額がタッチスクリーンに表示される仕組みになっています。

扱いが難しい生鮮食品に関しては、4桁で構成されている「PLUコード」と購入数を入力してカートへ追加します。

レジを通さずそのまま会計ができる

利用者は、買い物をする前にAmazonアプリのQRコードを「アマゾン・ダッシュカート」に読み取らせます。
Amazonアプリと「アマゾン・ダッシュカート」が連動するため、会計はAmazonアプリに登録しているクレジットカードで決済することが可能です。
いちいちレジに並ばなくてもスムーズに買い物を終えられるので、効率も非常に良いです。

人と人の接触を減らせる画期的な技術

「アマゾン・ダッシュカート」はレジを通さずに会計ができるシステム。
レジという「実店舗での人と人との接触」を減らすことができるので、カートでの決済を可能にすることで、新型コロナウイルスによる感染症のリスクを少なくできるというメリットもあります。

セルフレジよりも効率が良い

人と人の接触を減らせるという点では、コンビニなどを中心に日本でも導入されている「セルフレジ」がありますが、やはり効率の良さは「アマゾン・ダッシュカート」の方に軍配があがるでしょう。

セルフレジだと、商品をカゴに入れてもう一度取り出して機械に通し、袋詰めしなければいけません。
ですが、「アマゾン・ダッシュカート」であれば買い物袋に入れるだけで決済できるので、袋詰めの手間などを省くことができます。

レジの仕事に当てていた人材を他の業務へ

スーパーの仕事はレジだけではありません。
商品の陳列はもちろん、発注や棚卸し、伝票業務など多岐にわたり、スーパーでの人手不足は課題となっています。

しかし、Amazon.comで開発された「アマゾン・ダッシュカート」のようなサービスがあれば、レジにかける人員を他の仕事に回せるので、スーパーの人員不足解消につなげられるでしょう。

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