タレントマネジメントシステムとは?選び方とおすすめシステムを詳しく解説

DIGITOR編集部

タレントマネジメントとは、従業員が持つスキルや能力を可視化して社内で一元管理して人事に役立てることを指しており、
●人材を適切な部署や部門に配置できる
●従業員に適した能力を見極めて育成できる
といったメリットがあることから、タレントマネジメントに取り組もうと考えている企業は多いかと思います。

その際、欠かせないのが​​タレントマネジメントシステムで、すでにタレントマネジメントに取り組んでいる企業の多くはタレントマネジメントシステムを導入し、効率よく従業員の情報を可視化し管理しています。

では、タレントマネジメントシステムはどのように選んだらよいのでしょうか。
この記事では、タレントマネジメントシステムの選び方や使いやすくておすすめのタレントマネジメントシステムについて解説します。

タレントマネジメントがもたらすメリット

タレントマネジメントとは、従業員各々が持つスキルや能力を可視化した情報を、経営に欠かせない資源として捉えて人事や人材育成などに役立てることを指します。
今、多くの企業がタレントマネジメントに取り組んでいますが、タレントマネジメントにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

メリット①:従業員を適したところに配置できる

タレントマネジメントをおこなうことで、従業員それぞれがどのようなことを得意とし、過去どんなことで成果を上げてきたのか可視化できます。
そのため、スキルや能力に応じて適切な業務を割り振ったり、適した部署や役職に従業員を配置することが可能となります。

メリット②:埋もれてしまっている人材を見つけることができる

タレントマネジメントは全ての従業員に対しておこなうのが一般的です。
そのため、タレントマネジメントを通してより適した場所に配置できる人材を見つけることができますし、これまでは知られていなかったスキルなどを発掘することが可能です。

メリット③:効率良く人材を育成できる

タレントマネジメントではそれぞれが持っているスキルや能力だけでなく、潜在的なスキルや適性なども可視化できます。
潜在的なスキルや適正に応じて業務を割り振ることで、より時間をかけずに現場で活躍できる人材を育てることができるでしょう。

メリット④:従業員のキャリアアップに繋がる

タレントマネジメントのメリットは経営面だけではありません。タレントマネジメントをすることで、従業員自身も自分の適性を把握することできるため、それをもとに伸ばすべきスキルを知ることが可能です。

また、適性のある業務につくことができることから、業務を通してどんどんキャリアを積んでいくことも可能です。

メリット⑤:企業の生産性を向上できる

適した場所に人材を配置することができるため、企業全体の業務がスムーズに進められます。
その結果、生産性を向上させられるため、企業を成長させることができるでしょう。

タレントマネジメントシステムとは?

タレントマネジメントシステムとは、タレントマネジメントを実行するために欠かせない従業員のさまざまなデータを蓄積するためのシステムです。
搭載されている機能はシステムによって異なりますが、主要な機能としては次の3つが挙げられます。

●スキルを管理する機能
スキルを管理する機能とは、従業員の持っている資格やスキル、これまでの経験、コミュニケーションをはじめとした業務に関わる業務などを具体的に可視化し、データとして蓄積する機能です。
システムによっては従業員の基本的なデータ(氏名や役職)などを登録できるものもあります。

●人事評価機能
人事評価機能は、従業員ごとに目標を設定したりその目標をどのくらい達成したか評価したりできる機能です。
システムによって評価シートを作成できるものもあれば、単に評価項目だけをデータとして登録できるものもあるので、システムを選ぶときは細かくチェックしておくとよいです。

●人材を育成できる機能
スキルを管理する機能とは、今後の業務に必要な人材を設定することでそれに近い社内の人材を発掘したり、採用に役立てたりできる機能です。

タレントマネジメントシステムの選び方

タレントマネジメントシステムの機能は、スキルを管理する機能・人事評価機能・人材を育成できる機能の3つが基本ですが、システムによって搭載されている機能は異なっており、種類が豊富です。

ここでは、タレントマネジメントシステムの選び方を解説します。

自社に必要な機能が搭載されているものを選ぶ

タレントマネジメントシステムは搭載されている機能がシステムによって若干違います。
そのため、システムを選ぶときは、まず自社にどのような機能が必要なのか洗い出してから選ぶとよいです。

その際、具体的に洗い出すとより自社に合ったシステムを選べます。
例えば、スキルを管理する機能はタレントマネジメントシステムの基本的な機能の1つですが、具体的にどのようなスキルを管理したいか考えることでより目的に合ったシステムが選べます。

他のツールと連携できるものを選ぶ

タレントマネジメントシステムの中には、給与計算ツールや労務管理システム、勤怠管理システムと連携できるものもあります。
他のツールやシステムと連携できるものであれば、業務の枠を超えて社内の効率化を図ることができます。

すでに給与計算ツール・労務管理システム・勤怠管理システムを導入しているのであれば、連携が可能なタレントマネジメントシステムを選ぶとよいです。

人気が高くて使いやすい!おすすめのタレントマネジメントシステムとは?

「タレントマネジメントシステムは種類が多くてどれを選べばよいか分からない」
「とりあえず人気のタレントマネジメントシステムを知りたい」
といった方向けに、ここではおすすめのタレントマネジメントシステムを10種類紹介します。

タレントパレット

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▶︎タレントパレット-公式サイト

タレントパレットは株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供しているタレントマネジメントシステムです。
業界トップシェアを誇るタレントマネジメントシステムで、継続率も99%と高く、多くの企業で活用されています。

​​タレントパレットは、タレントマネジメントシステムとして非常に機能が充実しています。
基本的な3つの機能に加えて、従業員に対して適性検査を実施できる機能や​健康管理・ストレスチェックをおこなえる機能なども揃っており、従業員の配置を考えるだけでなく、モチベーションやコンディションなどを把握するのにピッタリです。

なお、タレントパレットでは料金プランが設定されていません。
導入を検討する際には見積もり依頼が必要です。

カオナビ

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▶︎カオナビ-公式サイト

カオナビは株式会社カオナビが提供しているタレントマネジメントシステムです。
約2,500社に導入されている実績があります。

カオナビもタレントマネジメントシステムとしてとても優れており、機能はかなり充実しています。
その中でも特筆すべきなのが、プロファイルブックと呼ばれる人材データベース機能です。
顔写真付きで従業員の様々なデータを管理することができるので、情報の一元管理に力を入れたい企業に適しています。

また、カオナビは人事評価機能が優れており、これまで運用してきた評価シートをシステム上に反映することができる上にワークフローを組んで評価システムを構築することができるようになっています。

料金プランはストラテジープラン・パフォーマンスプラン・データベースプランの3つです。企業の規模や目的に合わせて適したプランを選ぶことができます。

HRMOSタレントマネジメント

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▶︎HRMOSタレントマネジメント-公式サイト

HRMOSタレントマネジメントは株式会社ビズリーチが提供しているタレントマネジメントシステムです。

HRMOSタレントマネジメントの特徴としては、従業員自身で社員名簿を変更できる点です。自分で変更できるので、適宜資格などを取得した際にはすぐにデータベース化することが可能です。
もちろん変更は上長などの承認を経てから反映されるので管理する側も安心です。

HRMOSタレントマネジメントは料金プランが設定されていないようなので、導入の際には見積もり依頼をする必要があります。

スマカン

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▶︎スマカン-公式サイト

スマカンはスマカン株式会社が提供しているタレントマネジメントシステムです。

テレワークやリモートワークを導入している企業でも利用しやすいタレントマネジメントシステムとなっており、機能の1つに業務を可視化したり従業員のモチベーションをチェックしたりできる機能が備わっています。

スマカンの料金は、基本の機能が揃った月額5,000円〜のベーシックにプラスでパックやオプションを付ける形になります。
そのため、利用する場合には自社に必要な機能が揃ったパックやオプションを付けると良いでしょう。

ヒトマワリ

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▶︎ヒトマワリ-公式サイト

ヒトマワリは株式会社Touch&Linksが提供しているタレントマネジメントシステムです。

タレントマネジメントシステムの基本的な機能に加えて、ヒトマワリでは採用機能が搭載されています。
複数の媒体からの応募を一元管理することができ、内定承諾まで進めることができれば従業員向けの適性検査を内定者にも実施できるため、採用からタレントマネジメントまでの流れがスムーズになります。

ヒトマワリには、月額60,000円のスタンダードプランと月額10,000円のスタートプランがあります。

あしたのクラウドHR

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▶︎あしたのクラウドHR-公式サイト

あしたのクラウドHRは株式会社あしたのチームが提供しているタレントマネジメントシステムです。

タレントマネジメントシステムの中でも特に、人事評価やそれに伴う給与計算に特化しており、人事評価ツールとして活用することもできます。
また、あしたのクラウドHRではAIを活用しているので、人事評価業務をAIで効率化できるようになっています。

なお、あしたのクラウドHRにはプランが用意されているわけではありません。導入する際には見積もり依頼が必要です。

HRBrainタレントマネジメント

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▶︎HRBrainタレントマネジメント-公式サイト

HRBrainタレントマネジメントは株式会社HRBrainが提供しているタレントマネジメントシステムです。

HRBrainタレントマネジメントはタレントマネジメントシステムにおける基本的な3つの機能に加えて、1on1ミーティングをサポートする機能が搭載されています。
企業によっては1on1ミーティングの内容や頻度が上司によって異なっており、適切な評価ができないところもあります。
HRBrainタレントマネジメントでは、1on1ミーティングのシートを作成することで、ミーティングの質を一定に保つことができます。

HRBrainタレントマネジメントの料金は企業の規模や人数によって異なるため、利用する際には見積もりを取る必要があります。

pasture

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▶︎pasture-公式サイト

pastureはエン・ジャパン株式会社が提供するタレントマネジメントシステムです。
タレントマネジメントシステムの多くは自社の従業員向けとなっていますが、pastureはフリーランスや業務委託に特化したタレントマネジメントシステムとなっています。

pastureでは、実際にフリーランスや業務委託の方がおこなった業務をデータとして記録するだけでなく、システム上で請求書等を作成したり、仕事の進捗度を確認できるようになっています。
フリーランスや業務委託のタレントマネジメントもおこないたい方におすすめです。

料金は企業によって異なるので、その都度見積もりが必要です。

スキルナビ

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▶︎スキルナビ-公式サイト

スキルナビは株式会社ワン・オー・ワンが提供するタレントマネジメントシステムです。
導入が楽なのが特徴の1つで、導入は全て株式会社ワン・オー・ワンのカスタマーサクセスチームがおこないます。
そのため、契約からスムーズに運用することが可能です。

もちろん、スキルナビはサポートが充実しているだけでなく、タレントマネジメントシステムとしての機能も充実しています。

料金プランは用意されていないので、導入時には見積もりが必要です。

POSITIVE

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▶︎POSITIVE-公式サイト

POSITIVEは株式会社電通国際情報サービスが提供しているタレントマネジメントシステムです。

POSITIVEの特徴としては、日本国内だけでなく海外のグループ会社でも利用できる設計になっている点です。
システムの設計そのものが海外展開している企業を対象としたものになっているので、国内自社だけでなく海外のグループ企業にもシステムを活用したいと考えている企業におすすめです。

タレントマネジメントシステムを導入して企業を成長させる

タレントマネジメントシステムを導入することで、効率良くタレントマネジメントができるようになります。

タレントマネジメントがうまくいくと、生産性が向上するためより企業が成長しやすくなりますし、適性を鑑みて人材を配置することで従業員のモチベーションアップやキャリアアップにもつなげることができます。

ぜひ、この機会にタレントマネジメントシステムを導入してみてはいかがでしょうか。