気象データAPIサービス『HalexSmart!』とは?ハレックス社事業部長に聞くサービスの魅力と今後の展開

株式会社ハレックス

次世代の気象データAPIサービスを提供する株式会社ハレックス。

新しくローンチされた『HalexSmart!』は、地理情報システムに最適化されたデータを提供できる、従来とは全く異なったシステムとなっています。

いったいどのようなサービスなのでしょうか。

開発背景やこだわったポイント、今後の展開なども合わせて、開発責任者である、ビジネスソリューション事業部事業部長の馬目常善様に詳しくお話をお伺いしました。

全文は動画でご覧ください。


撮影場所:株式会社ハレックス(東京都品川区東五反田2-20-4 NMF高輪ビル3階)

ハレックスとはどんな会社?

株式会社ハレックスはどのようなサービスを提供しているのでしょうか。

馬目さん(以下馬目):

気象情報を提供する会社ということでご理解ください。
気象データの提供から始まりまして、そのデータを活用したASPや気象情報のシステムを開発、運用をしています。
また、気象予報士の予報センターといったものがあり、そこで気象情報に関するアドバイスもさせていただいています。

株式会社ハレックス ビジネスソリューション事業部 事業部長兼システム部長 馬目常善さん

株式会社ハレックス ビジネスソリューション事業部事業部長 馬目常善さん

気象データをAPIでやりとりするサービス「HalexSmart!」とは

ハレックス社が開発したHalexSmart!とはどういった機能をもつサービスなのでしょうか。

馬目:

気象情報の提供のなかにデータ提供という分野があるとお話しさせていただきましたが、その気象データをAPIでやりとりするサービスです。2012年から取り組みを続けており、APIで提供するデータそのものが、GISに取り込みやすいかたちで提供させていただこうという発想から生まれた商品です。

ちなみに、GISとはどういったものなのでしょうか?

馬目:

地理情報システムといって、地図をベースとして、その地図上に様々なデータを登場させたりレイヤー構成させたり分析させたり、いろいろな機能を持つ地図に特化したシステムです。

「HalexSmart!」のここがすごい!

HalexSmart!の特徴はなんでしょうか。

馬目:

GISのシステムが利用しやすい状態でAPI提供する点が大きな特徴で、強みになるかと思います。

そのようなシステムとは、どのように動いているものなのでしょうか。

馬目:

例えば、ブラウザで地図を表示しますと、一枚の地図が表示されるように一見見えるかと思います。 実際の仕組みは細かくタイル状で刻まれた画像が組み合わさって一枚の絵になっています。

タイル式の画像の組み合わせ

馬目:

その地図を表示する仕組みと同じ仕組みで気象データを提供してあげれば、地図のシステムにとって使いやすいのではないかという発想です。

HalexSmart!の開発背景について

HalexSmart!の開発背景についてお聞かせいただけますでしょうか。

馬目:

我が社の開発の歩みとして、2012年から地図に重畳する気象データの提供を行っていました。 しかしながら、情報の受け渡しの仕様がGISのお作法とかを全く無視した独自の形となっていました。

今後GISが普及して利用が高まるのであれば、我々のデータの受け渡しも標準的な仕様にしていこうといった意向が背景にあり、HalexSmart!が開発されています。

開発を進めていく中で、こだわった点をお伺いできますでしょうか。

馬目:

世の中の流れとして、オンプレミスからクラウドに移行していこうという流れがあったと思います。当社も2012年からクラウドを使って開発、運用をしてきました。

またCloudFrontというサービスを利用してAPIのアクセスを早められるようになっています。

ローンチしてからの反響

ローンチしてからの反響はいかがでしょうか。

馬目:

私がお客様のところにご説明する際、GISをご担当されているお客様ですととにかく話が早い、すぐにご理解いただける印象です。

halexSmart!の反響

理解が早いということは、お客様の中にも「こういうものがあったらよかったのにな。」というような潜在的なニーズがあったのかもしれないですね。

馬目:

そうですね。GISが普及している中で、GISを取り込んで社内システムに活用されているお客様はかなり多いです。そのような方が気象情報を見ようとすると、従来の場合であれば普段見ているGISとは別に気象データを見る必要がありました。

それを、普段使用しているGISと気象データを合わせて確認できるようにすれば、より便利にいろいろな活動にご利用いただけるのではないかと思っています。

HalexSmart!の現在の課題

リリースまでのお話をお伺いしました。今後の未来のお話もお伺いできたらと思います。現状の感じておられる課題についてお伺いできますでしょうか。

馬目:

それで言いますと、ひとまずリリースしたにすぎないと思っています。
今現在20数種類の気象データのラインナップがありますが、気象データにはもっといろいろな種類がありまして、そういった細かい部分まで提供できるようになるとご利用用途が広がるのではないかと思っています。

そういった意味では、足りない気象データをもっと増やさなければいけないと思っています。

あともう一つは、気象データだけでなくて、気象データ以外の分野でもGIS処理のノウハウが活かせて、我々の方で処理してスマート的に展開ができたらいいんじゃないかと思っています。

今後の展開・ビジョンについて

リリースしたシステムについてまだまだ使い道はあるとお感じになられているのだと思います。そういったことを踏まえて、今後どのようなビジョンを描いていらっしゃるのか教えていただけますでしょうか。

馬目:

脱線するかもしれませんが、気象情報と地図って密接な関係があって、この後ろにある天気図だって、GISみたいなものなんですよ。

天気図と気象情報

馬目:

これ100年以上前からこのスタイルなんですよ。こういった紙ベースの媒体も我々のHalexSmart!で天気図を展開できるようにしていくっていうのが一つやらなければならないことだと思っています。

HalexSmart!は単なる気象情報のデータ提供じゃなくてGISに一歩寄り添った提供の仕方、という概念なんですね。
GISだけでなく他のサービスとか機能とか、そういったものでもう一つ寄り添えるものがあって、展開ができるものがあればぜひ取り組んでいきたい。

今現在リアルタイムの情報を展開していますが、分析や過去の振り返りに使っていただくのに合わせて、過去のデータなんかもHalexSmart!で上手に展開できれば、また面白いことがあるというお話です。

まとめ

「ひとまずリリースしたにすぎない。」「過去のデータも上手に展開できれば、また面白いことがある。」

このようなお言葉が印象的で、これからのサービスの発展に対して強い意気込みを感じました。今後のサービスの成長、広がりにぜひ期待したいですね。

お忙しい中インタビューのお時間をいただき、ありがとうございました。



関連情報
[会社名] 株式会社ハレックス
[企業URL] https://www.halex.co.jp/
[サービス名] HalexSmart!
[サービスページ] https://www.halex.co.jp/service/smart.html