Google WorkspaceのEnterprise エディションの特徴と料金、おすすめの企業とは?

DISITOR編集部

Googleが提供しているGoogle Workspaceには4つの料金プラン(エディション)が用意されており、企業の規模や業務内容に適したものを選ぶことができます。
4つのエディションの中でも、充実した機能と高度なセキュリティが備わっているのが「Enterprise エディション」です。

ここではEnterprise エディションがどのようなものなのか詳しく解説します。

Google Workspaceとは?

Google Workspaceとは、GmailやGoogle カレンダーなど業務に役立つ様々なアプリケーションを1つのパッケージとして提供しているGoogleのグループウェアです。

GmailやGoogle カレンダーなどのGoogleが提供しているアプリケーションの一部は、アカウントを作成すれば無料版を利用できますが、Google Workspaceのものは無料版よりも機能が充実しており、よりビジネスに特化したものとなっています。

利用できるアプリケーションの一覧

Google Workspaceでは以下のアプリケーションを利用することができます。
【アプリケーション一覧】
●Gmail
●Google Meet
●Google Chat
●Google カレンダー
●Google ドライブ
●Google ドキュメント
●Google スプレッドシート
●Google スライド
●Google フォーム
●Google サイト
●Google Currents
●Google Keep
●Google Cloud Search
●Google Jamboard
●Google Apps Script

ビジネス用メールとして活用できるGmailをはじめ、社員同士のコミュニケーションを円滑に行えるビデオ会議ツール・Meetやチャットツール・Chat、オンラインで共同編集ができるドキュメントやスプレッドシート、プレゼンテーションや会議に役立つスライドやJamboardなど、業務に役立つ様々なアプリケーションをGoogle Workspaceでは利用することができます。

また、上記のアプリケーションだけでなく、セキュリティやメンバーの管理に関わる以下のツールも利用できます。

●管理コンソール
●エンドポイント管理
●Vault
●Work Insights

上記のツールは、先に紹介した15のツールと異なり、管理者によって権限を付与されたユーザーのみが利用できます。

Google Workspace Enterprise エディションの特徴

Google Workspaceは企業の規模や業務内容によって料金が選べるよう、様々なプラン(エディション)が用意されており、その中でもEnterprise エディションは大企業向けのエディションとなっています。

ここでは、Google Workspace Enterprise エディションの特徴を簡単に解説します。

各アプリケーションが充実している

Enterprise エディション最大の特徴が、各アプリケーションの内容が充実している点です。

例えば、Google Meetでの音声/ビデオ会議は1回の会議に最大で250人が参加でき、最長で24時間会議を続けることができます。
人数にも時間にも余裕があるので、多くの社員が参加する大規模な会議もオンラインで開催できますし、重要な会議の途中で会議が終わってしまうこともありません。

また、Enterprise エディションのGoogle Meetにはノイズキャンセリング機能・会議の録画を Google ドライブに保存する機能・出席状況を確認できる機能が備わっているので、オンライン会議ツールとして非常に便利です。

同じドメイン内であればGoogle Meetでの会議の様子をライブトリーミングで配信できるので、会議に参加していない社員にもその様子を共有できるので、大きな発表がある際にも活用できます。

他にも、Google Chatでは高機能のチャットが利用できたり、スプレッドシートにBigQueryのデータを活用できる機能がついていたり、AppSheetではコーディングをせずにアプリ開発ができたりするなど、各アプリケーションに充実した機能がついています。

クラウドのストレージ量を必要に応じて拡張できる

Business StandardやBusiness Plusではそれぞれ1ユーザーあたり2TB、5TBとクラウドストレージの制限がありますが、Enterprise エディションではクラウドのストレージ量を必要に応じて拡張することが可能です。

大企業ともなると1人あたりが社内で管理するデータの量は多くなるため、その分ストレージ量も十分なものが欠かせません。
Enterprise エディションであれば1人人に対して十分な量を用意できます。

セキュリティが強化されている

基本的にGoogle Workspaceは企業向けのサービなのでどのプランもセキュリティがしっかりしていますが、大企業が多く利用するEnterprise エディションは特に高度なセキュリティが採用されています。

例えば、アプリケーションの中でも多くの企業が利用するGmailやGoogle ドキュメントでは、データ損失防止(DLP)を活用してパスワードやクレジットカード情報を抜かれないようにしています。

他にも、問題を視覚化して管理できるようセキュリティセンターで常に監視をする、有害な添付ファイルを検出できるよう独自のルールを設定するなど、より高度なセキュリティシステムがあるので、安心して利用できます。

自社とサードパーティのデータをCloud Searchで検索できる

Cloud Searchとは、GmailやGoogle カレンダー、Google ドライブのデータをまとめて検索できるアプリケーションのことです。
業務やクライアントに関する情報を包括的に調べることができるので、いちいちアプリケーションごとに調べなくても知りたい情報を手間なく集めることができます。

料金は問い合わせる必要がある

Businessエディションでは、月額料金が決まっていますが、Enterprise エディションでは企業ごとにクラウドストレージ量が異なるため、明確な月額料金が決まっていません。
そのため、Enterprise エディションでGoogle Workspaceを利用する場合は、一度Google Workspaceの営業担当へ問い合わせしましょう。

Enterprise エディションはどんな人におすすめ?

Enterprise エディションはGoogle Workspaceの中でも、多くの事業を展開していて、従業員数も多い大企業で使われることが多いエディションです。

しかし、Enterprise エディションがおすすめなのは大企業だけではありません。 企業へのサイバーテロや不正アクセスが頻繁に起こる中、高度なセキュリティは中堅企業にも欠かせないものとなっています。
よって、Enterprise エディションは大企業だけでなく中小企業にもおすすめのサービスです。

また、世界有数の巨大企業であるGoogleが誇るデータ管理セキュリテイを使えるので、企業の規模問わず、個人情報を扱うサービスを展開している企業にも適していると言えます。

まとめ

Google Workspaceの中でもEnterprise エディションは、特に充実したサービスを利用できるので、大企業だけでなく中堅企業にもおすすめです。
利用する企業によってストレージの内容が異なるので、料金は問い合わせする必要がありますが、Enterprise エディションを利用することによってより高度なセキュリティサービスを受けることができます。