ECサイトに欠かせない「決済機能」ですが、昨今ではさまざまな決済方法が誕生しています。カゴ落ちを防ぐためにも、ECサイト側は多くの決済手段を導入する必要があるでしょう。
この記事では、ECサイトの主な決済方法や今後伸びそうな決済方法、おすすめの決済代行サービス会社などを紹介しています。
この記事を読むことで、自社ECサイトのさらなる売上拡大が見込めるでしょう。ぜひとも参考にしていただければ幸いです。
この記事の目次
ECサイトで利用者に一番ニーズがある決済方法は「クレジットカード」

(出典)総務省「通信利用動向調査
総務省の「通信利用動向調査」によると、決済方法でクレジットカードを利用している人が約8割と大多数を占めています。ただ、コンビニ払いや代金引換・銀行振込なども一定のニーズがあることも読み取れます。
その中でもクレジットカードは特に需要があり、ECサイトにおいて欠かせない決済方法といえるでしょう。
クレジットカード決済のみの導入では安心できない
ただし、クレジットカード決済のみの導入だけでは安心できません。例えば、高校生以下はクレジットカードを作れないため、決済手段がクレジットカードだけだと商品を購入できません。
また、個人情報や安全面・使いすぎを考えてクレジットカードを使わない人もいます。昨今では多様な決済方法が普及し、ユーザーは色々な支払い方法を選べるようにもなりました。
一番ニーズがあるからといって、決済手段をクレジットカードだけにするのはおすすめしません。
ECサイトの主な決済方法5選!

ECサイトで主流となっている決済方法は下記の5つです。
- 1.クレジットカード決済
- 2.コンビニ決済
- 3.代金引換決済
- 4.キャリア決済(docomo、au、softbank)
- 5.銀行振込
1つずつ見ていきましょう。
1.クレジットカード決済
クレジットカードは最もニーズがある決済方法であり、設置優先度の高い決済方法でもあります。クレジットカード決済は決済の手続きがスムーズな上に、決済後のキャンセル率が低いのも特徴的です。
代金未回収時もクレジットカード業者が対応してくれるため、未回収リスクを大きく軽減してくれます。
2.コンビニ決済
コンビニ決済とは、主に商品の購入後、コンビニで支払う決済方法です。また、コンビニ決済には「前払い」・「後払い」と2つのタイプがあるので、商品の到着後にコンビニで支払うケースもあります。
前払い方式であれば、商品のキャンセルや代金の未払いリスクに備えることもできるでしょう。クレジットカードを保有していないユーザーでも利用できるため、販売機会の拡大を見込めます。
3.代金引換決済
代金引換決済とは、注文した商品が届いた際に宅配業者へ料金を支払い、商品を受け取る方法を指します。
「クレジットカードを使いたくないけど、コンビニにも行きたくない…」といったユーザーに重宝される決済方法です。
ECサイト側も商品の受渡しと代金の回収が同時におこなえるため、商品の紛失トラブルや代金の未回収リスクを軽減できます。
4.キャリア決済(docomo、au、softbank)
キャリア決済とは、毎月のケータイ電話料金と合算して支払う決済方法です。キャリア決済は若い世代を中心に人気で、学生などを取り込みやすくなるのがメリットです。
また、クレジットカードを使わず手軽に購入したい層にも一定のニーズがあります。クレジットカードの情報を送信しなくて済むため、ユーザーも安心感があるでしょう。
5.銀行振込
銀行振込は古くからある決済方法であり、安心感が強い決済方法でもあります。銀行振込のニーズは根強く、特に高年齢層の人に理解してもらいやすいです。
近年ではネットバンキングも普及し、24時間どこからでも振込できるようになりました。わざわざATMに行かなくても良いため、今後も一定の利用者から支持され続けるでしょう。
ECサイトの今後伸びそうな決済方法3選

ECサイトで今後伸びそうな決済方法は下記の3つです。
- 1.外部ID決済
- 2.電子マネー決済
- 3.Paidy
1つずつ見ていきましょう。
1.外部ID決済
外部ID決済とは、Amazon(Amazon Pay)や楽天(楽天ペイ)の会員情報を連携させて支払う方法を指します。利用者はIDとパスワード入力のみで支払えるため、利便性に優れているのが特徴的です。
クレジットカードの入力を「面倒くさい…」と思う人も多く、外部ID決済はそういったユーザーのニーズを満たしてくれます。
外部ID決済を導入すれば、カゴ落ちを減らし、売上増にも期待できます。外部ID決済は、今後もさらに普及していくでしょう。
2.電子マネー決済
SuicaやWAONといった電子マネー決済も増加傾向にあります。電子マネーはポイント還元率も高く、ポイントに強い楽天Edyも人気です。
ただし、チャージ型の電子マネーは不便だと感じる人も多く、利用者が選択しないケースも見受けられます。
3.Paidy
近年は後払い決済システムも人気があり、その中でも「Paidy」は国内だけで600万人以上のユーザーが存在しています。Paidyを介してコンビニ払いや銀行振込、分割払いなどの支払い方法も選べるため、利便性にも優れています。
しかし、Paidyを決済手段に導入しているECサイトはそれほど多くありません。決済代行サービスの「KOMOJU」ではPaidy決済の導入もできるので、ぜひ利用を検討してみてください。
ペイディ決済の導入|KOMOJU
決済方法は多ければ多いほど良い
決済方法は手段が多ければ多いほど良いです。なぜなら、多くの決済手段があることで、幅広いユーザーに対応できるからです。
買物をする際、使いたい決済手段がないと離脱するユーザーも少なくありません。決済手段が少ないだけで、売上の機会を逃してしまうことになります。
また、自分が利用したい決済手段があると、それだけでリピーターになってくれる確率も高くなります。そのため、ECサイトでは可能な限りの決済手段を導入することが得策だといえるでしょう。
決済代行サービス会社の利用がおすすめ
決済手段を多く導入することを検討しているなら、決済代行サービス会社の利用を検討しましょう。各種決済サービスを1つずつ導入しようとすれば、それぞれに申し込み契約する必要があるので、大変な労力と手間がかかります。
決済代行サービス会社は、決済機関とのやり取りや契約を代行してくれるので、余計な労力と手間もかかりません。
また、幅広い決済手段を一度に導入できるため、ECサイト側・ユーザー側の双方にメリットがあります。
決済代行サービス会社を選ぶ際のポイント3つ
決済代行サービスを選ぶ際、重視したいポイントは下記の3つです。
- 1.自社のECシステムに対応しているか
- 2.サポート体制は万全か
- 3.信頼度は高いか
1つずつ分かりやすく簡潔に説明していきましょう。
1.自社のECシステムに対応しているか
決済代行サービス会社を利用する際の前提として、自社のECシステムに対応しているか確認する必要があります。ECサイトに対応していなければ、新たに開発コストが発生してしまいます。
利用しているシステムに連携可能な決済代行サービス会社を選びましょう。なお、決済代行サービス会社の「KOMOJU」はECシステム「Shopify」と連携しています。
「Shopify」を利用している方は、「KOMOJU」の導入も検討してみましょう。
Shopifyストアに決済手段を導入する|決済代行のKOMOJU
2.サポート体制は万全か
サポート体制が手厚いかどうかも重視したい部分です。ECサイトは常に稼働していることもあり、決済で不具合が起きる可能性も十分に有り得ます。
不具合が起きたとき、ECサイト側と代行会社側で連携を取ることが欠かせません。連携が上手く取れれば、迅速に問題を解決できるでしょう。ユーザーのためにも、カスタマーサービスが充実した代行会社が望ましいです。
3.信頼度は高いか
信頼できるかどうかも重要な要素です。財務が健全でなければ、入金が遅れたり倒産したりして代金を回収できない可能性もあります。
セキュリティが脆いと大切な個人情報を流出する可能性もあり、大きな信用の失墜につながりかねません。「財務の健全さ」・「導入実績」・「セキュリティ」面において信用できそうかどうか判断しましょう。
複数の決済方法を導入するなら「KOMOJU」を活用しよう!
この記事では、ECサイトの主な決済方法や今後伸びそうな決済方法、おすすめの決済代行サービス会社などを紹介しました。
複数の決済手段を個別で導入しようとすると、手間や労力・コストが余計にかかってしまいます。そこで、決済代行サービス会社の利用をおすすめします。
おすすめの決済代行サービス会社は「KOMOJU」です。「KOMOJU」は多種多様な決済手段を取り揃えている上に、セキュリティ対策も万全です。
少しでも興味を持った方は、ぜひとも「KOMOJU」の導入を検討してみてください。
決済代行サービスを簡単に導入するならKOMOJU
この記事が少しでも参考になったなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。