IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2020年3月18日

うぇびなー

ウェビナー / Webinar

動画を使ったセミナーのこと

別名
英字

POINTウェビナー / Webinarとは

ウェビナー(Webinar)とは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語であり、動画を使ったセミナーのことを指します。インターネットセミナー、オンラインセミナー、Webセミナーと呼ばれることもあります。近年、このウェビナーが日本でも注目されつつあります。その主な理由として、低コストで大人数相手に配信可能なことが挙げられます。

ウェビナーのメリット

◼︎ウェビナーの開催者側のメリットは主に6つあります。
①Web上でで配信するため、会場をレンタルする必要がない(低コストで開催可能)
②会場をレンタルする必要がないので、日程調整がしやすい
③Web上でおこなうので、物理的な収容人数の制限がない
④1回の動画配信で大人数を相手にできる
⑤比較的短い準備期間でも開催が可能
⑥動画を繰り返し利用して、集客を自動化できる可能性がある

ウェビナーのデメリット

◼︎ウェビナーの開催者側のデメリットは主に5つあります。
①動画の撮影や編集などの作業が発生する
②設備環境や機材のトラブルによって配信が停止する可能性がある
③参加者が離脱しやすい
④講師と参加者が対面ではないので、受講者の気持ちがつかみ取りにくい
⑤講師の服装や背景の印象が悪いとネガティブなイメージを比較的与えやすい

◼︎ウェビナーの参加者側のデメリットは主に2つあります。
①視聴環境を整える必要がある
②ネット環境のトラブルで配信が視聴できない可能性がある

ウェビナーの種類

ウェビナーの配信方法には2種類あります。
①リアルタイムで配信する方法
リアルタイム配信とは、あらかじめ配信する日時を決めておき、リアルタイムでセミナーを実施することです。リアルタイム配信の場合、コンテンツを一方的に配信する形式の「一方向配信」とチャットやツールなどを活用して、参加者からの質問や意見を交えながら配信をおこなう「双方向配信」があります。

②録画配信する方法
録画配信の場合、事前に動画を編集できるので、動画をわかりやすく編集したり、テロップやスライドを入れるなどの工夫が可能です。また、ユーザーは好きな時間に動画を視聴することができるので、ユーザーの時間的拘束の負担を軽減できる可能性があります。
一般的に録画配信は、理解が難しい内容や専門的な内容をレクチャーする際に適していると言われています。

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ウェビナー / Webinarの使用例

「ウェビナーの方が開催費用を大幅に削減することができます。」

「会場をレンタルできませんでした。今回はウェビナーにしましょう。」

「スマートフォンからでもウェビナーに参加できます。」

「感染症が流行っているし、ウェビナーの方が安全だね。」

ウェビナー / Webinarに関係した気になる話題

ウェビナーが注目されている理由

ウェビナーにおけるリアルタイム配信の場合、参加者は配信時刻に合わせて、PCやスマートフォン、タブレットなどのデバイスから受講できます。録画配信の場合、コンテンツを自身の都合に合わせていつでもWeb上から視聴できます。

その一方、会場で開催される従来のセミナーは、会場や運営、人的リソースなど比較的コストがかかり、開催できる機会も限られています。また、遠方の方はセミナーへの参加が難しいという問題もあります。

ウェビナーでは、こういった問題を解決することが可能であり、ビジネスチャンスをより広げるという点でもWeb上でセミナーを開催する企業が増加している傾向にあります。


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