IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2019年12月22日

うぇあらぶるでばいす

ウェアラブルデバイス

頭や腕、手首、目、頭といった人間の体の一部に装着して利用することが想定された、新しいコンピュータデバイス

別名
英字

POINTウェアラブルデバイスとは

ウェアラブルデバイスとは、頭や腕、手首、目、頭といった人間の体の一部に装着して利用することが想定された、新しいコンピュータデバイスのことです。ウェアラブルコンピュータとも呼ばれています。

ウェアラブルデバイスの主な形状は、「メガネ型」や「腕時計型」、「帽子型」、「指輪型」、「リトバンド型」、「ヘッドフォン型」、「ペンダント型」などの種類があります。

ウェアラブルデバイスに共通している特徴は、「身につけて使うことが想定されたデバイス」であることです。手に持ったり、カバンに入れて持ち運ぶことが一般的な「スマートフォン」とはこの点が大きく異なります。

ウェアラブルデバイスの種類

ウェアラブルコンピュータとは、身体に装着して利用することが想定されたコンピュータです。
スマートフォン、iPadなどの手を使って操作するものは含まれず、主に衣服や腕などに固定して使えるコンピュータなどを指します。

頭に着けるウェアラブルコンピューターが開発されていますが、装着した際の風貌や使い勝手などの課題も多く、まだ開発途中といえます。
インターネット上ではウェアラブルデバイスの同意語として用いられています。

ウェアラブルデバイスの種類

ここではウェアラブルデバイスの主な種類を紹介します。
①スマートウォッチ
小型のタッチスクリーンとCPUを搭載した、多機能な腕時計型のウェアラブルデバイスのことです。具体的な機能には、心拍センサー・加速度センサー・温度センサー・気圧センサー・イヤホン端子・非接触型ICカード・GPSなどの機能が挙げられます。近年、スマートウォッチは注目されており、サムスンやAppleなど大手IT企業が市場に参入しています。

②アクティビティトラッカー(活動計量)
主に運動量を計測することを目的としたデバイスです。形状は腕につける「リストバンド型」、ベルトやシャツなどに付ける「クリップ型」などが多くあります。Apple WatchやAndroid Wearのようなスマートウォッチにも、同様の機能を持ったものがありますが、アクティビティトラッカーは運動量の計測と時刻表示程度の機能に特化しているのが特徴です。

③スマートグラス
メガネをかける要領で頭部に装着して使用するウェアラブルデバイスのことである。
一般的にスマートグラスは、実際に見ている景色に情報を重ねて表示する方式が多い傾向にあります。単体(スタンドアローン)では機能せず、WiFiなどによってスマートフォンやインターネットなど、外部のコンピュータネットワークと接続して機能します。

業務効率化に使われるウェラブルデバイスについて

特に製造業、建設業では、ウェアラブルデバイスの導入が積極的に進んでいます。
ウェアラブルデバイスを装着することで、無駄な業務時間ロスの削減、トラブルの把握ができるので、致命的な事故を防ぐことが可能になります。
例えば、リストバンド型のウェアラブルでバイスを従業員が装着し、姿勢や加速度を計測することで、作業中の転落などの事故を防止することができます。

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ウェアラブルデバイスの使用例

「ウェアラブルデバイスを導入すれば時間短縮につながりますね」

ウェアラブルデバイスを用いることで、体に直接装着することができるので作業効率が上がり時間短縮にも繋がります。センサーで動くウェアラブルデバイスを活用することで、人為的なミスも防ぐことができ作業の時間短縮にも繋がります。

「人気のウェアラブルデバイスは何がある?」

Appleウォッチのような腕時計型のデバイスが人気が高い傾向にあります。

「ウェアラブルでバイスは陸上競技でも役立つよ」

映像をスローモーションで確認したい場合、ウェアラブルカメラが役立つことがあります。

「Galaxyのウェアラブルデバイスは種類が豊富だね」

ウェアラブルデバイスは同じ形状でも機能・使い方が異なるものがあります。
購入する際は目的に応じたデバイスを選択しましょう。

ウェアラブルデバイスに関係した気になる話題

Apple Watchが流行

Apple Watchは腕につけるタイプの小型パソコンやスマートフォンのことです。
時計としての機能はもちろんスマートフォンと連動することもでき、メールチェックやラインでの通知なども表示することができます。
日常的な場面でスマートフォンをわざわざ持ち歩くのが面倒というときでも、Apple Watchだけ身に着けていれば、最低限の電話やメッセージなどは確認することができます。

「健康管理」をおこなう上でもウェアラブルデバイスは役立っています。

心拍を測定したり健康状態を測る道具として、ウェアラブルデバイスが活用できます。
また、iOSのアプリであるヘルスケア(helth care)と連動して、健康管理することができます。
今後はデータを簡単にスマートフォンに送れるようなシステムも増え、更に需要が増す可能性もあります。呼吸数やリラックス数なども測定できるものもあり、医療分野での活用が期待されています。


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