IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2020年3月27日

ゆーざーいんさいと

ユーザーインサイト / user insight

ユーザーの内側にある隠れた本音

英字

POINTユーザーインサイト / user insightとは

ユーザーインサイトとは、ユーザーの内側にある隠れた本音を意味します。
インサイトとは、日本語で洞察、明察といった意味を持ちます。
ユーザーインサイトを明らかにすることによって、ユーザーの知りたいことや求めていることを把握することができます。

ユーザーインサイトを知る重要性

モノが溢れている現在、良い商品が必ず売れるとは言えません。
つまり、技術的に優れていることも重要ですが、ユーザーが求めていることを提供することも重要であると言えます。
よって、ユーザーインサイトを知ることで、ユーザーの本音を知ることによって受け入れられる商品やサービスを提供できると言えます。

ユーザーインサイトを分析する手法

ユーザーインサイトを分析する手法は3つあります。
①Googleアナリティクスです。Webサイト内でのユーザーの行動について分析することができます。例えば、閲覧ページ数やページの遷移、滞在時間、リピーター率やコンバージョン数などが表示されます。

②ヒートマップです。ヒートマップによって、ユーザーがWebサイトのどこをよく見ていて、どこが見られていないのかといった内容を視覚的に把握することができます。

③インタビュー・アンケートなどの定性調査です。生の声を集めることで、より詳細な課題やニーズを深掘りすることができますが、調査内容な項目の設定を慎重に設計する必要があります。

インサイトとニーズの違い

ニーズは顕在ニーズと潜在ニーズがあります。インサイトと顕在ニーズの違いは、ユーザーが自覚しているかしていないかです
インサイトと潜在ニーズの違いは、ブランドに結びつく視点が入っているかどうかです。
具体的には潜在ニーズは顧客の状態を認識するものであり、自社の商品の購入までの視点が含まれていません。一方で、インサイトは顧客の状態を認識し、自社の商品購入にどのようにつなげるかが含まれています。

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ユーザーインサイト / user insightの使用例

「どんな人がウェブサイトを訪問しているのか」

ヒートマップやGoogleアナリティクスを用いることでWebサイト内でどのような動きをしているのかを知ることができます。
加えて、訪問するユーザーの属性について知ることができるツールもあります。
例えば、性別や年齢、エリアに加えて業界やネット利用レベル、頻度といった情報を知ることができます。推定値ですが、信頼性は高いと言われています。
また、訪問団体・企業について知ることもできるツールもあります。

「ユーザーインサイトを分析することで自社ECサイトの売り上げが3倍になった」

ユーザーインサイトの分析のために複数ツールを導入することで成果を上げることができると言えます。
例えば、Googleアナリティクスやヒートマップ、足跡の機能などを用いることによって、どの商品が買うのを迷われているのかを分析したことが挙げられます。これにより施策を打つことで成果を上げることができました。

ユーザーインサイト / user insightに関係した気になる話題

ユーザーインサイトを解析するツールのUser Insight

User Insightとは株式会社ユーザーローカルによるアクセス解析・UI/UX改善ツールです。
特徴は見やすいヒートマップ解析やリアルタイムな解析が必要なことが挙げられます。


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