POINTURL / ユーアールエルとは
URL（Uniform Resource Locator）とは日本語では統一資源位置指定子と訳され、ホームページアドレスとも呼ばれています。
インターネット上のファイルの住所を意味します。複数の要素から成り、情報を分類するための文字列です。
使用例としては、特定のWebサイトやホームページの閲覧をするために、URLを用いて検索することが挙げれられます。
更新：2019年12月21日
ゆーあーるえる
URL / ユーアールエル
インターネット上のファイルの住所を意味する、複数の要素から成る文字列のこと
英字
Uniform Resource Locator
URLの構造
URLは一般的にプロトコル、スキーム、ホスト名、トップレベルドメイン、セカンドレベルドメイン、サードレベルドメイン、ディレクトリ、ファイル名から構成されています。
プロトコルとは、対象となる事項を実行するためのルールで例は、httpやhttpsがあげられます。
スキームは、プロトコルというルールを規定する役割で、例はhttp://が挙げられます。
ホスト名はネットワークに接続されたホスト（機器やサーバー）の名前を指し、例はwww(World wide Web)が挙げられます。
ドメインはIPアドレスをわかりやすくするために設定する文字列で、例はco.jpなどが挙げられます。
ディレクトリはサーバー内のフォルダ名と位置を示します。
ファイル名は、URLの末尾に配置される一番小さなファイルを示し例としてhtmlが挙げれます。
サブディレクトリ、サブドメインの違い
サブディレクトリは、ディレクトリが何層にある場合に指定する役割があり、サブドメインは一つのドメインを目的別に分けて使用したいときに使用します。
例としては、独自ドメインhttp://www.aiueo.co.jpとすると、http://.aiueo.co.jp/xyzのxyzがサブディレクトリ、http://xyz.aiueo.co.jpのxyzがサブドメインにあたります。
つまり、本体サイトに対して、ナジテーマ内のより詳細なコンテンツである場合にはサブディレクトリ、テーマや役割が異なるコンテンツにはサブドメインという違いがあります。また、SEOの優劣は現在ではあまりありません。
URLとIPアドレスの違い
URLとIPアドレスは同じ住所を示しています。
そもそもコンピューターはインターネット上の住所を数字だけで認識しています。そしてその数字列を人間が読みやすいように文字列として置き換えたものがURLです。
したがって、表記が数字列か、文字列かが違いであり、示している住所や役割は同じと言えます。
URL / ユーアールエルの使用例
「短縮URLとは何ですか」
短縮URLとは、長い文字列のURLを短くしたものです。例えば、Webサイトの長いURLをコピーする際にもURLを短縮することで、SNSなどの限られた文字数を有効に使うことができます。短縮URLの例としては、bit.lyやis.gdが挙げられます。
一方で、フィッシング詐欺と言った偽サイトへの誘導に短縮URLが用いられることもあるので、クリックには注意が必要です。
「各種記号の読み方と意味」
:はコロン、/はスラッシュ、//はダブルスラッシュ、.はドットと呼ばれます。/はパソコンで言えばフォルダの階層を区切る役割を果たします。例えば、ホームページの中のブログコンテンツのマーケティングページにあるとすると、co.jp/blog/marketingで指定することができます。
「今見ているページを共有するにはどうすればいいですか？」
URLを共有することによってページを共有することができます。具体的には、今見ているWebページ上部のURLをコピーし、送ります。この際の注意点としては、漏れている部分があると、同じページを閲覧できないので、表示されているURLを完全に指定してコピーすることです。
「URLが設定されるのは、Webページだけですか？」
インターネットで表示される全てのページにURLが設定されます。よって、Webページだけではなく、画像やinstaraの投稿1つ1つにもURLは設定されています。しかし、twitterやinstagramはアプリで見る場合はURLは表示されません。
「URLを消すことはできますか？」
一時的にも完全にも削除することはできます。
URL削除ツールを使えば、一時的にページを削除することができます。しかし、あくまで一定期間削除されるだけであり、経過後は再び表示されるので注意する必要があります。
また追加の対応をすることで完全削除することもできます。しかし、ハッキングされたサイト、古いサイト、ペナルティを受けたサイトなどは削除ツールを使う際には注意が必要になります。
URL / ユーアールエルに関係した気になる話題
URLとドメインの違い
URLは住所であり、ドメインはその住所をわかりやすくするためのものです。つまり、ドメインはURLの一部ということが言えます。
ドメインはトップレベルドメイン、セカンドレベルドメイン、サードレベルドメインがあります。トップレベルドメインの例はjp（日本）やus（米国）が挙げられます。
セカンドレベルドメインの例は、co（commercial）やneは（network）などが例として挙げられます。
サードレベルドメインは例として〜〜.comの〜〜の部分です。
httpとhttpsの違いとは？
http（Hyper Text Transfer Protocol）はWebサービスとWebブラウザがデータを送受信するときに使う通信上のルールのことです。
違いは末尾のsの有無であり、性質としてはhttps://は通信が暗号化されています。
現状、総務省や裁判所のサイトもhttp://表記になっています。なぜなら、実は大げさな物でなく、コストもかかるからです。
しかし、Webフォームで個人情報を送るページなどはhttp://では危険なので、入力前に確認する必要があります。
