IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2019年12月22日

さてらいとさいと

サテライトサイト

メインサイトへのSEOや集客拡大のために立ち上げたサブサイトのこと

別名
英字

POINTサテライトサイトとは

サテライトサイトとは、主にメインサイトへのSEOや集客拡大のために、立ち上げたサブサイトのことです。「衛星サイト」とも呼ばれており、メインとは別ドメインで作成されたサイト、メインとの関連性を明確に示さない(隠した)サイトなどが該当します。

主な使い方の一つに、サテライトサイトを複数作り、メインサイトへの被リンクを増やして順位を高める目的がありました。この影響で、以前は被リンクを目的に作成された低品質なサテライトサイトが多数存在していました。

現在は検索エンジンのアルゴリズムが大幅に変化し、Googleが品質の低いサイトを取り締まるようになりました。低品質のサテライトサイトはSEOのマイナス要因(ペナルティを受ける可能性)になることがあります。
このため、近年は被リンクだけを目的としたサテライトサイトは減少しつつあります。

サテライトサイトの目的

サテライトサイトには主に2つの目的があります。

・潜在顧客の獲得(ターゲット層の拡大)
サテライトサイトを用いることで、メインサイトでは集客が難しい、自社の商品情報を知らない「潜在顧客」にもアプローチできます。

・SEO(高品質なサテライトサイトの場合)
サテライトサイトからメインサイトへの導線としてリンクを貼るので、メインサイトの被リンクとしてSEOにも効果的です。
自演リンクとなりますが、価値のある高品質なサイトからのリンクであれば、マイナス要因となることなく、メインサイトの評価向上になる場合があります。

サテライトサイトの役割

サテライトサイトの主な役割は、メインサイトでは扱っていない種類の情報を提供することにより、自社商品・サービスに興味・関心が薄いユーザーでもサイトへ誘導できることです。

例えば、業界全体のトレンドや他社製品とのランキング、口コミサイトなどを盛り込んだコンテンツなどです。自社の商品・サービスに関心がなくとも、ユーザーのニーズに合致している商品ならば、メインサイトへのリンクを用意することで、コンバージョンにつながる可能性があります。

サテライトサイトを作成する時のポイント

サテライトサイトを作成する際のポイントは主に3つあります。

・メインサイトと関連のあるテーマを扱う
関連のないテーマからのリンクは、コンバージョンにつながる確率が低く、SEO面でも不自然なリンクとしてペナルティを受ける要因になりかねます。

・メインサイトと別ドメインの使用、IPアドレスの分散
サテライトサイトとメインサイトが同じドメインだと、検索エンジンでは同じサイトとして扱われるため、効果がほとんど出ないと言われています。
また、サテライトサイトを複数作る場合、同じIPアドレスではなく、クラスC以上で分散することがポイントになります。

・アンカーテキスト(リンクテキスト)の設定
メインサイトからサテライトサイトへのリンクを貼ることは、あからさまな自演リンクとしてペナルティの対象となる可能性があるので避けるようにしましょう。

サテライトサイトのデメリット

サテライトサイトの影響で、メインサイトがペナルティを受けて検索順位が下がってしまう可能性があります。サテライトサイト全てがペナルティ対象とはなりませんが、単なる「誘導サイト」である、「低品質なサテライトサイト」はペナルティの対象になります。

低品質なサイトの特徴は、オリジナル性のないコピーコンテンツ、コンテンツ内容が薄いリンクばかりを集めたアンテナサイトなどが該当します。
一方、ユーザーにとって価値の高い、高品質なサイトであれば、メインサイトへのリンク設定をおこなってもペナルティの対象になる可能性は低いです。

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サテライトサイトの使用例

「サテライトサイトを複数作成したいが、コスト面が不安だな」

サイトの制作費用を抑えて、複数展開したい場合、「Wordpress」「MovableType」などのCMSを利用するとよいでしょう。

「サテライトサイトの目的ってなんですか?」

メインサイトへの集客拡大、SEOなどが主な目的です。
場合によっては認知度向上目的(ブランディング)で使用されることもあります。

「サテライトサイトによるブラックハット手法」

被リンク数を増やす目的でサテライトサイトを展開することです。
検索エンジンのアルゴリズムの穴をついて不正に検索順位を上げる手法なので、Googleに指摘された場合、厳しいペナルティが課せられるケースがあります。

「サテライトサイト単体でも価値のあるサイトを作りましょう」

現在、品質の低いサテライトサイトではSEOが薄いので、単体で価値のあるサテライトサイトを作り、そこからリンクを設定する方が効果的です。

サテライトサイトに関係した気になる話題

SEO評価につながるサテライトサイトとは

Googleガイドラインで定められている項目に沿ったサイトが評価の対象になります。
具体的な基本方針には、

・ユーザーにとって役立つ情報を提供している
・ユーザーをだますようなことをしない
・検索エンジンの掲載位置を上げるために不正行為をしない
・オリジナル性の高いコンテンツを提供する

など、ユーザーファーストの考え方が記されています。
上記の内容が充分であれば、サテライトサイトからメインサイトへのリンクを貼っても問題にならないサテライトサイトになります。

サテライトサイトの一例

「マイナビ」はドメイン名を分けて、同じブランドで複数サテライトサイトを展開しています。マイナビは総合求人サイトとして有名ですが、ほかにも「看護師・介護師の人材派遣」などの専門性の高い人材サービスや「マイナビニュース」といった情報配信がメインのサイトがいくつか存在します。
需要の高いサテライトサイトを複数展開することで、幅広いユーザーに対してブランドを認知させています。


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