IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2020年3月6日

りくるーとさいと

リクルートサイト / 採用サイト

自社を志望している求職者に向けて情報を発信することが目的の求人募集のための専用Webサイト

英字

POINTリクルートサイトとは

リクルートサイト(採用サイト)とは、自社を志望している求職者に向けて情報を発信することが目的の求人募集のための専用Webサイトです。
「採用を目的としたWebサイト」には主に3つほど種類があります。

①他社が運営している求人媒体
②自社のコーポレートサイトの中にある採用ページ
③自社の採用「専用」のホームページ(コーポレートサイトとは別で作ったサイト)

リクルートサイトの内容は「企業が公表したい情報」ではなく「求職者が知りたい情報」を記載する必要があります。例えば、募集要項や選考プロセス、代表メッセージ・インタビュー、キャリアパス、研修・福利厚生などが挙げられます。

コーポレートサイト(企業サイト)とリクルートサイト(採用サイト)を分ける理由

コーポレートサイトとは、取引先や株主など、様々なステークホルダーに対して情報発信をおこなうことを目的としたサイトです。主に会社案内やサービス案内、会社の歴史、IR情報、お問い合わせ等、企業全体に関わることを掲載するのが一般的です。

企業によってはコーポレートサイトの中に採用ページ(リクルートサイト)がある場合やコーポレートサイトとは独立し、採用に特化した「リクルートサイト」があるケースが存在します。

近年、採用サイトとして独立したホームページを運営する企業が増加している傾向にあります。その主な理由として、「情報発信のターゲットを学生や求職者に絞ること」が挙げられます。

一般的にコーポレートサイトでは、見込み顧客、取引先、株主などあらゆる「関係者」も向けて情報が発信されます。そのため、会社の信頼性アピールを重視し全体的にやや堅い印象になりがちです。求職者に対してピンポイントで適切なメッセージを届けることが難しいケースがあります。

リクルートサイト(企業サイトとは独立した)は、コーポレートサイトとは異なるコンセプト・デザイン性で求職者にアプローチすることができます。ですので、リクルートサイト(企業サイトとは独立した)があると比較的採用活動がスムーズに進む可能性があります。

リクルートサイトのメリット(コーポレートサイトとは独立して制作する場合)

他社の求人媒体の場合、決められたデザイン・項目内でしか求職者に対してアピールできないことがあります。また、コーポレートサイト内に採用ページがある場合、求職者向けの情報だけではなく顧客や企業向けの情報も掲載されているので、その中から採用情報を探す必要があり、やや堅い印象を与えてしまう可能性があります。

独立したリクルートサイトならば、ターゲットは求職者がメインになりますので採用情報に特化したデザインやコンセプトで企業の魅力を紹介することができます。コーポレートサイトでは中々掲載することができない社員の本音や仕事に対する考え方、社内イベントの様子など、写真や動画なども使用し、どのような会社なのかイメージをつかむ為の判断材料を数多く提供できます。

リクルートサイトのデメリット(コーポレートサイトとは独立して制作する場合)

リクルートサイトを制作する主なデメリットは、サイト制作に時間やコストがかかる点が挙げられます。自社でサイトを制作する場合や制作会社に依頼する場合、社内での検討や制作会社とのやり取りなどに多くの時間とお金がかかる可能性があります。

また、自社独自のコンテンツも用意する必要があります。例えば、代表からのメッセージや社員インタビュー、社内の雰囲気やイベントの様子が伝わる写真などが挙げられます。制作会社に外注するにしてもこういったコンテンツは自社で用意しなければならないことが多いです。

時間とお金を使ってリクルートサイトを制作してもあまり効果が出ないといったケースもあるので注意が必要です。

リクルートサイト作成時に注意すべき点

①ポジティブな情報だけでなくネガティブな情報も掲載する
求職者を惹き付けるような魅力的な情報も必要ですが、ネガティブな情報を掲載する必要がある場合があります。ネガティブな情報を見ておも尚、エントリーする求職者は志望度が高い可能性があり、ネガティブな情報を載せることはミスマッチを防ぐことにもつながります。

②会社の雰囲気が伝わる魅力的な写真を掲載する
採用サイトは一般的にデザインが非常に重要であると言われています。掲載する写真は、社内の様子やイベントの様子などが伝わるものを選ぶとよいでしょう。また、プロのカメラマンに写真撮影をお願いするのも選択肢のひとつです。

③エントリーボタンをわかりやすい場所に配置する
スムーズにエントリーできる導線として、エントリーボタンを見やすい場所に設計することは重要です。デザインやコンテンツがいかに優秀でも、求職者がエントリー方法に迷ってしまうとエントリーの数が減ってしまう可能性があります。ですので、どのページからでも重要な情報にたどり着く為の導線を設計しておく必要があります。

※導線
見てもらいたいWebサイトやWebページにユーザーを誘導する仕組みのこと。

「リクルートサイト / 採用サイト」を調べた人はこの用語も調べています

リクルートサイト / 採用サイトの使用例

「リクルートサイトのデザインを一新しよう」

自社でリクルートサイトを運営している場合、自由にデザインやコンテンツを変更することができます。

「リクルートサイトに掲載する写真を用意しよう」

開発した商品が世の中のニーズと合わなくて伸び悩んでいる場合、ユーザーのニーズを汲み取るマーケットインの商品開発を試してみるのも良いかもしれません。

「リクルートサイトの制作を外注しよう」

リクルートサイトは写真だけでなく、代表や社員のインタビュー動画なども掲載しているケースがあります。

「近年のリクルートサイトはUIデザインであることが多いな」

UIデザインとは、ユーザーが直感的に使いやすいデザインであることです。近年のリクルートサイトはUIデザインであるものが多い傾向にあります。

リクルートサイト / 採用サイトに関係した気になる話題

リクルートサイト作成時に注意すべき点

①ポジティブな情報だけでなくネガティブな情報も掲載する
求職者を惹き付けるような魅力的な情報も必要ですが、ネガティブな情報を掲載する必要がある場合があります。ネガティブな情報を見ておも尚、エントリーする求職者は志望度が高い可能性があり、ネガティブな情報を載せることはミスマッチを防ぐことにもつながります。

②会社の雰囲気が伝わる魅力的な写真を掲載する
採用サイトは一般的にデザインが非常に重要であると言われています。掲載する写真は、社内の様子やイベントの様子などが伝わるものを選ぶとよいでしょう。また、プロのカメラマンに写真撮影をお願いするのも選択肢のひとつです。

③エントリーボタンをわかりやすい場所に配置する
スムーズにエントリーできる導線として、エントリーボタンを見やすい場所に設計することは重要です。デザインやコンテンツがいかに優秀でも、求職者がエントリー方法に迷ってしまうとエントリーの数が減ってしまう可能性があります。ですので、どのページからでも重要な情報にたどり着く為の導線を設計しておく必要があります。

※導線
見てもらいたいWebサイトやWebページにユーザーを誘導する仕組みのこと。

リクルートサイトの効果的な運用方法

①求人媒体と組み合わせて運用する
自社の採用サイトとマイナビやWantedlyのような求人媒体を組み合わせる運用方法があります。求人媒体と組み合わせて運用することで、Googleやyahoo!といった検索エンジン以外からのアクセス流入を見込むことができます。しかし、媒体によっては自社のリクルートサイトへのリンクが設置できないケースもあるので注意が必要です。

②合同説明会やイベントと組み合わせる
合同説明会やイベントと組み合わせることで、比較的に就職の意欲の高い求職者へアプローチできます。例えば、合同説明会やイベントに(会社名の認知度向上目的で)出展し、参加者に興味を持ってもらうことで、リクルートサイト(イベントでは伝えきれなかった情報を採用サイトに載せる)への流入を増やすといった組み合わせも有効だと言われています。

しかし、説明会の準備やイベントの出展にはコストがかかるので注意が必要です。

③効果測定をおこないその結果から改善・修正をする
効果測定を定期的におこない、会社が意図したターゲットの人材にアピールできているのかの確認も重要です。例えば、アクセス数が増えてエントリー数も増えたが、希望する人材が中々集まらないといったケースがあります。

こういった場合、アクセス数やエントリー数の分析だけでなく、エントリーに進んだ人物像の分析も必要だと言われています。現在アピールしている情報だと、どのような人材がエントリーするのか、どのような情報でアピールすれば希望の人材が確保できるのか、より効果のでるリクルートサイトにするにはこういった効果測定は必要な要素になります。


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