更新：2020年6月27日

ぺーじびゅー

PV / ページビュー

Webページが読み込まれた回数を示す指標のこと

英字 Page View

PVとは「ページビュー」の略で、Webページが読み込まれた回数を示す指標です。Webページがどれくらい閲覧されているかを測るための指標の1つで、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを使って計測することができます。

PV数は、自然検索によるWebページの閲覧だけでなく、リンク元からの流入やお気に入りからの流入、メルマガ・SNSからの流入など、サイトを訪れた経路は関係なくカウントされます。

PV数の確認方法

PV数は、アクセス解析ツールを用いて確認することができます。今回は、代表的なアクセス解析ツールである「Googleアナリティクス」を用いた方法をご紹介します。

①Googleアナリティクスにログインし、左メニューの「ユーザー」タブから「概要」を選択します。
②「ページビュー数」として、Webサイト全体のPV数が表示されます。
ページビュー数をクリックすると、PV数の変化を表した折れ線グラフを見ることができます。また、折れ線グラフの表示期間は、1日・1週間・1ヶ月に変更可能です。

Webページ別のPV数は、以下の通りに確認します。
①左メニューの「行動」タブから「サイトコンテンツ」を選択、「すべてのページ」をクリックします。
②ページのURLの右側に「ページビュー数」として、ページごとのPV数が表示されます。

PV数を増やすには？

①SEO対策をおこなう
SEO対策をおこない、検索順位を上げることで、自然検索からの流入を増やすことが期待できます。

②内部リンクを強化する
関連性の高い内部リンクを設置することで、ユーザーにWebサイト内の回遊を促すことができます。これにより、1訪問あたりのPVを増やすことが期待できます。
また、自社で展開している別のWebサイト（サテライトサイト）がある場合、サテライトサイトにリンクを貼り、参照からの流入を増やすことも有効です。

③広告やSNSを活用する
広告やSNS、メルマガなどを活用し、Webサイトを宣伝することも可能です。ただし、広告費がかかるので注意が必要です。

訪問別PV数とは

訪問別PV数とは、1訪問ごとのPV数の平均を表す指標で「平均PV数」とも呼ばれています。訪問別PV数が多いということは、ユーザーが1回の訪問でWebサイト内のページを多く閲覧していることを意味します。

訪問別PV数は「総PV数÷総セッション数」で算出することができます。例えば、総PV数が100、総セッション数が50の場合、「100÷50＝2」となるので、訪問別PV数は2だと計算することができます。

PV数とセッション数の違い

PV数は、Webページが表示された回数のことを指し、ユーザーがブラウザ上でWebページを閲覧するたびにカウントされます。

これに対し、セッション数は、ユーザーがWebページを訪問した回数のことを指します。ユーザーが自然検索や広告からWebサイトに流入し、離脱するまでの一連の流れのことを「セッション」といい、このセッションがおこなわれた回数のことを「セッション数」と呼びます。

例えば、ある人がWebサイトに入り、Webサイト内のAページとBページを閲覧したとします。この場合、PV数は2ですが、セッション数は1となります。