IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2019年12月23日

ぺいどりんく

ペイドリンク / Paid Link

金銭を対価として設置されたリンクのこと、有料のリンクのこと

別名
英字

POINTペイドリンク / Paid Linkとは

ペイドリンクとは、金銭を対価として設置されたリンクのことで「有料リンク」とも呼ばれます。ただし、リンクの評価をリンク先に受け渡さないようにしている場合は、有料リンクとは見なされません。
ペイドリンクは、検索エンジンの評価項目の1つである、被リンク数の増加を目的としていいます。通常、被リンク数が多いと、多くの人から有益だと考えられていると判断され、そのサイトの評価は上がります。しかしペイドリンクの場合は、検索結果を歪めていると判断され、リンク売買をおこなったサイトの評価は下がります。

SEOにおける被リンクの重要性

被リンクとは、外部サイトにリンクが設置されることを指します。被リンク数の多いコンテンツは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツであるという考え方のもと、検索順位を決定するアルゴリズムは被リンクをコンテンツの評価基準の1つとして重要視しています。

有料リンクはブラックハットSEOの手法の1つ

ブラックハットSEOとは、Googleが定めるガイドラインに反し、不正に検索順位を上昇させるための手法を指します。検索順位のアルゴリズムは、コンテンツを評価する際、判断基準の1つとして被リンク数を用いています。そのため、被リンク数を対価を払うことによって不正に増やすペイドリンクは、ブラックハットSEOの手法の1つだと考えられています。

ペイドリンクのリスク

ペイドリンクによって上位表示を狙うSEO手法は、不正にサイトの評価を上げようとする行為であり、Googleのガイドラインで禁止されています。そのため、検索エンジンがリンク売買をおこなっていると判断した場合は、サイトの評価が大きく下げられるというリスクがあります。

Googleがペイドリンクを認めない理由

Googleは独自のコンテンツを持たない検索エンジンであるため、無数にあるコンテンツの中から質の高いコンテンツを上位表示させることで、ユーザーニーズに合ったコンテンツを提供することを目的としています。ペイドリンクによって獲得した被リンク数は、コンテンツの品質を保証する要素にはならないため、Googleはペイドリンクを認めていません。

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ペイドリンク / Paid Linkの使用例

ペイドリンクはリスクが大きい

ペイドリンクによる上位表示を防ぐため、各検索エンジン会社はリンク売買をおこなったサイトの評価を下げるなどの対策を講じています。

なぜペイドリンクが用いられるのか?

有効なSEO対策である「良質な被リンク」を増やすには時間がかかるため、アルゴリズムの穴を突いたペイドリンクによる上位表示を狙うサイトがあるからです

SEO対策としてペイドリンクを用いるのはやめよう

ペイドリンクはGoogleのガイドラインに反する行為であり、適切なSEO対策ではありません。質の高いコンテンツを提供することで、上位表示を目指しましょう。

ペイドリンク / Paid Linkに関係した気になる話題

Googleアルゴリズムとは

Googleアルゴリズムとは、Googleが検索キーワードに対するコンテンツの表示順位を決定するためのプログラムのことです。Yahoo!もGoogleのアルゴリズムを採用しており、GoogleおよびYahoo!で上位表示を狙う場合は、Googleアルゴリズムに注目する必要があります。
Googleアルゴリズムは、ドメインの所有者やサーバーの信頼性、コンテンツの質、サイトの更新頻度、外部リンクの数など、様々な要素を総合的に考慮し、検索順位を決定しています。


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