IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2020年3月27日

めでぃあばいいんぐ

メディアバイイング / media buying

広告媒体社から「広告枠」の仕入れ・買い付けをおこなう一連の業務

英字

POINTメディアバイイング / media buyingとは

「メディアバイイング」とは、広告媒体社から「広告枠」の仕入れ・買い付けをおこなう一連の業務のことで、主に広告代理店がおこないます。メディアバイイングの業務内容は多岐にわたり、効果的なメディアの発掘や、広告媒体社との価格交渉、広告枠の管理なども含まれます。

日本でメディアバイイングをおこなっているのは、一部の大手広告代理店のみですが、欧米では積極的におこなわれています。

メディアバイイングに必要なスキル

メディアバイイングをおこなうには、メディアに関する幅広い知識と多くの経験、高い交渉力などのスキルが必要となります。また、最新情報をいち早く仕入れるため、業界関係者とのネットワークの構築も重要です。

広告代理店とは

広告代理店とは、広告主と広告媒体店の間に立って業務をおこなう事業者のことです。メディアバイイングも広告代理店がおこなう業務の1つです。
広告代理店の役割の1つが、広告主のニーズに合わせた広告の制作です。市場調査や広告企画の立案、媒体選定、広告制作などの業務を通して、広告のプランニングから出稿までの一連の流れを代行します。
また、テレビや新聞などメディアの「広告枠」を広告媒体社に代わって販売することも、広告代理店が担う役割の1つです。

広告媒体社とは

広告媒体社とは、広告を掲載するメディアを所有・運営する事業者のことです。メディアの中に設けた「広告枠」を第三者である広告主に販売し、広告を掲載します。
広告媒体社が運営するメディアには、テレビや新聞などのマス媒体だけでなく、Webサイトなどのインターネット媒体も含まれます。

広告枠とは

広告枠とは、テレビや新聞、雑誌、Webサイトなどにおいて、広告を掲載するスペースや時間帯のことです。
広告枠を所有しているのは広告媒体社で、広告主が購入し、自社の宣伝や商品・サービスなどの広告に利用します。広告枠の売買は、広告代理店が仲介することも非常に多いです。

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メディアバイイング / media buyingの使用例

「メディアバイイングをおこなう」

メディアバイイングとは、広告媒体社から広告枠を購入する業務のことで、主に広告代理店がおこないます。

「我が社にもメディアバイイングをおこなう部署を設立しよう」

広告代理店だけでなく、企業がメディアバイイングをおこなう場合もあります。この場合、広告媒体社との価格交渉も自社でおこなう必要があります。

「セントラルメディア・バイイングで予算削減を目指す」

セントラルメディア・バイイングとは、メディアバイイングを広告代理店1社にまとめて発注することです。大量発注することで、購入料金の値下げを目指すことができます。

メディアバイイング / media buyingに関係した気になる話題

セントラルメディア・バイイングとは

「セントラルメディア・バイイング」とは、メディアバイイングを広告代理店1社にまとめて発注することです。
広告主側は、大量発注によるメディアの購入価格の値下げが期待できるというメリットがあります。
また、広告代理店側も、受注のボリュームがあるため、広告媒体社に対する料金交渉において優位に立てるというメリットがあります。


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