POINTリスティング広告とは

リスティング広告はインターネット広告の一種でネット広告の代表格として知られています。Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンでユーザーが検索した際に、そのキーワードを関連して表示する広告です。広告は検索エンジンの自然検索結果の上部や下部の広告枠に表示されます。
特徴としては興味を持って検索したキーワードに連動して広告が表示されるのでコンバージョン率が高く、顕在層の獲得に適してることが挙げられます。料金はクリック課金制なので、クリックされた分だけ費用が生じます。

リスティング広告のメリット

リスティング広告のメリットは検索キーワードごとに広告出稿ができることです。具体的には、性別年齢やエリアといったように細かいセグメントごとに出稿できます。またユーザーが自発的に検索したキーワードに対して広告を出せるため、数あるネット広告の中でもかなりニーズの濃いターゲットに対してアプローチできます。入札金額と広告の品質次第ではすぐに表示が可能なので、SEOなどと比較すると即効性があります。

リスティング広告のデメリット

リスティング広告のデメリットは運用コストがかかることと影響力に限界があることです。
運用コストに関しては、広告費や運用を自社ではなく代理店に任せて他場合は運用コストがかかります。さらに広告費は固定金額ではなくオークション制なので他の企業の入札状況などで相場が変動します。
影響力の限界とは、リスティング広告はあくまで検索エンジンで検索されたキーワードに対して広告をかけるので、検索しない無関心層に訴求できないことと、そもそものキーワードの検索数が減ってしまうと、表示回数が減り効果が減少してしまうことが挙げられます。

リスティング広告の検索連動型広告とディスプレイ広告

リスティング広告は検索連動型広告と検索結果の画面以外にも出せるコンテンツ連動型のディスプレイ広告という２つの広告の総称です。

検索連動型広告とは、ユーザーが検索エンジンで検索したキーワードに連動して表示される広告です。顕在層に効果があります。
ディスプレイ広告とは、広告枠があるパートナーサイトにバナー広告とテキスト広告を出稿します。潜在層に効果があります。
以上より、検索連動型広告はリスティング広告の中の一つであると言えます。

リスティング広告と自然検索の違い

リスティング広告はユーザーが検索エンジンで検索した語句に連動して検索結果の上位に関連する広告が表示されます。この広告は有料検索の一種で入札価格と広告の品質で検索順位が決まります。

自然検索とは検索エンジンのアルゴリズムによってランキングされます。自然検索は検索順位を操作できません。また、自然検索をクリックしても料金は発生しません。
よって、自然検索は広告ではないため費用によって検索順位を変動させることやクリックによる料金は発生しません。

リスティング広告に関係した気になる話題

リスティング広告とネイティブ広告

リスティング広告は、検索結果の上位や下位に広告を表示します。誰が見ても広告とわかります。
ネイティブ広告とは、ネット広告の一種であり、広告をメディアに溶け込ませることで、広告をコンテンツの一部として見てもらうことを目的とした広告です。広告を自然に溶け込ませることによる高いクリック率が特徴です。
共通点は、プロモートリスティング型ネイティブ広告と呼ばれるネイティブ広告の一種です。例はAmazonや食べログです。特定の商品に限定されることによって高いコンバージョンを期待することができます。