IFRAMEは Inline FRAME(インラインフレーム) の略で、「インラインフレーム」「アイフレーム」といった呼び名があります。
IFRAMEとは、HTMLの要素(タグ)の一つで、文書内に場所(フレーム)を設け、そこにさらに別の文書などのコンテンツを入れて配置できるタグのことです。IFRAME タグは<BODY>から</BODY>タグの間で使用し、<IFRAME>~</IFRAME>と記述します。 この間には、IFRAMEで表示するフレームの細かな役割をしている属性などを記述します。
例えば、フレームの表示位置を指定する「align」やフレームを説明した文書のURLを指定する「longdesc」、フレームのリサイズを禁止する「noresize」、フレーム間の隙間をピクセル単位で指定する「framespacing」などの属性があります。
ここではIFRAME タグの具体的な記述例を紹介します。
<iframe src="minweb.htm" name="minweb" width="240"height="360"
scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"
style="border:none;"></iframe>
IFRAMEの属性例
src:表示するURL
name:フレームの名前
width:フレームの幅
height:フレームの高さ
scrolling=”no”:スクロールバーの表示 yes:常に表示 no:常に非表示
marginwidth=”0″:フレーム左右の余白 0ピクセル
marginheight=”0″:フレーム上下の余白 0ピクセル
frameborder=”0″:フレームの枠線 1 :表示する 0 :表示しない
style=”border:none;” スタイルシート ボーダー表示しない(規定値)
FRAMEのSEO効果について
IFRAMEのSEO効果はほぼ期待できないと言われています。その主な理由は、IFRAMEで表示させたページのコンテンツは、「独立したページ」として扱われるからです。
IFRAMEを使用してコンテンツを自分のものとして表示できたら、自分でコンテンツを作成する必要がなくなってしまいます。このように乱用・悪用される可能性があるので、SEO効果はほぼないと言えます。