IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2019年12月22日

めーるこうこく

メール広告

インターネット上で電子メールの形式で配信される広告のこと

英字

POINTメール広告とは

メール広告とは、インターネット上でEメール(電子メール)の形式で配信される広告のことです。
形式や配信方法には複数の種類があり、主な形式としてテキスト形式とHTML形式が挙げられます。
また主な配信方法としては、オプトインメールとターゲティングメールが挙げられます。

テキスト形式のメール広告の特徴

テキスト形式とは、テキストを用いて商品やサービスを宣伝する形式のメール広告を指します。
メールの文章内で商品やサービスを紹介するタイプと、ヘッダ(本文の上に位置する文章)やフッタ(本文の下に位置する文章)に簡単な説明とURLが貼られているタイプの2つのタイプがあります。

HTML形式のメール広告の特徴

HTMLによって記述されるメール広告のことで、文字のフォントを変えたり、画像などを用いることができます。そのためテキスト形式と比べると、自由に表現してデザインすることができます。

配信方法(オプトインメール・ターゲティングメール)

メール広告の配信方法は様々ですが、代表的なものとして「オプトインメール」と「ターゲティングメール」が挙げられます。

オプトインメールとは、事前にユーザーの許可をもらい、登録されたジャンルの広告を送信する形式のメール広告のことです。

またターゲティングメールとは、広告配信を了承したユーザーの中から、事前に登録してもらったユーザー情報をもとに配信対象を絞り込み、それに合わせて送信する形式のメール広告を指します。主なユーザー情報としては、年齢や性別、地域、趣向などがあります。

メール広告のメリット

メール広告のメリット1つとして、見込み顧客(リーチ)に対し、直接アプローチできることが挙げられます。ユーザーの直接広告を配信できるため、ディスプレイ広告やSNS広告よりもユーザーの目に止まりやすいです。特にオプトインメールの場合は、ユーザーの関心に沿った広告を配信するため、高いコンバージョンが期待できます。

また他にも、配信までにかかる期間が短いことや情報量が多いこともメリットとして挙げられます。

メール広告のデメリット

メール広告の主なデメリットとして、スパムメールと見なされる恐れがあることが挙げられます。
スパムメールとは、ユーザーの許可なく一方的に配信するメールのことで、会社や商品のイメージ低下に繋がるものです。大量に送信したり、興味に合った内容のものを送らないと、メール広告でもユーザーにスパムメールと見なされる可能性があります。

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メール広告の使用例

「メール広告を配信する上ではユーザーの許可を取ることが重要だ」

事前にユーザーの許可を取らずにメールを配信してしまうと、スパムメールとなってしまいます。スパムメールは法律による規制対象となる恐れがあるので、注意する必要があります。

「来週までにメール広告の原稿を考えておいてくれ」

メール広告は入稿から配信までにかかる期間が短いため、急なイベントの告知にも対応できます。

「30代の男性ユーザーを対象にメール広告を配信しよう」

メール広告で効果をあげるためには、ターゲットをきちんと絞り込むことが重要となります。

「HTML形式のメール広告にしよう」

HTML形式は画像や動画を用いることができるため、情報量の多い広告を作成することができます。

メール広告に関係した気になる話題

メール広告でのポイント

効果的なメール広告を作成するためには、ユーザーにとって価値のある情報を分かりやすく伝えることが重要となります。ターゲット明確にし、見出しなど目に止まりやすいところにメリットを提示するとよいでしょう。その際、具体的な数字を用いることも効果的です。

また、作成したメール広告の効果を測定することも大切です。そのための指標として、ユーザーがメールを開封した割合(開封率)や、本文のリンクをクリックした割合(遷移率)などが挙げられます。

メール広告は近年減少傾向

2000年のネットバブル以降、急速に増加したメール広告ですが、近年は減少傾向にあります。
検索連動型広告をはじめとする様々な種類のインターネット広告が開発された影響で、ユーザーのメール広告によるレスポンスが低下したためです。

リモートワーク行う際によく使われるツール

有名なチャットツールとして「チャットワーク」があります。チャットワークはパソコンとスマートフォンの両方で使うことができ、世界中で使われるチャットツールです。セキュリティが金融機関と同等レベルに高く、信頼性が高いのが特徴です。無料サービスとグループチャットが無制限に作成できる有料サービスがあります。

また、オンラインの会議を可能にするツールとして有名なものとして「Skype」があります。無料で音声通話・ビデオ通話が可能であり、メッセージも送ることができます。Skypeユーザー同士であれば無制限で無料通話できることから、導入に費用がかからないことも特徴の1つです。


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