IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2020年3月30日

でぃすぷれいこうこく

ディスプレイ広告

Webサイトやアプリ上の広告枠に表示されるテキストや画像、動画を利用した広告の総称のこと

英字

POINTディスプレイ広告とは

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリ上の広告枠に表示されるテキストや画像、動画を利用した広告の総称のことです。特にGoogleやyahoo!のディスプレイネットワークを用いて出稿する広告をディスプレイ広告(GDN、YDN)と呼ばれることが多いです。
潜在的なニーズを引き出せるので、主に認知度拡大の目的で利用される傾向にあります。

インターネット上では、ディスプレイ広告とバナー広告が同じものとされている傾向がありますが、バナー広告はディスプレイ広告の一部と言えます。

以前まではディスプレイ広告の種類がテキスト広告とバナー広告のみだったため、バナー広告=ディスプレイ広告と認識されていました。現在はディスプレイ広告の種類が増加し、バナー広告はあくまでディスプレイ広告の一種でしかありません。

ディスプレイ広告の種類には、テキスト広告やバナー広告以外にも、レスポンシブ広告、動的ディスプレイ広告、動画広告などが挙げられます。

ディスプレイ広告の一種である「バナー広告」とは

バナー広告とは、一般的にWebサイト上に掲載された画像やアニメーションを利用した(横長の)広告のことを指します。主な目的として、アクセス数の増加や認知度向上などが挙げられます。検索エンジンやWebページが提供している広告掲載枠に広告を表示可能で、広告をユーザーがクリックすることで、設定しているWebページへユーザーを誘導することができます。

インターネット上では、ディスプレイ広告と同義として用いられていますが、バナー広告はあくまでディスプレイ広告の一部です。

ディスプレイ広告の一種である「レスポンシブ広告」とは

レスポンシブ広告とは、Webサイトやデバイスに応じて自動でサイズやレイアウトが変化し、掲載面に適したデザインで配信可能な広告フォーマットです。

様々なサイズの掲載面に応じて自動で掲載フォーマットを選択してくれるので、特定サイズの画像を用意すれば入稿可能になります。また、Googleアドワーズでは、指定したリンク先から取得したテキストや画像に応じて自動で作成できるので、元画像の入稿すら不要になります。

バナーを全サイズ作成する必要もなく、従来の広告タイプよりもクリック率が高くなるケースもあるため、近年レスポンシブ広告はバナー広告よりも注目されつつあります。

ディスプレイ広告の形式の一種である「スカイスクレイパー広告」とは

スカイスクレイパー広告とは、Web広告のサイズ・形状の分類の1つで、一般的に横幅が狭く縦長のディスプレイ広告を指します。特に縦が横の2倍以上あり、かつ600ピクセル以上のものが該当します。一般的にページの右端や左端、サイドメニュー領域に表示される傾向にあります。

ディスプレイ広告の形式の一種である「エキスパンド広告」とは

エキスパンド広告とは、ディスプレイ広告(バナー広告)の一種で、バナーにマウスを合わせた際に、バナーが拡大される仕掛けを持った広告のことを指します。通常は邪魔にならないサイズで、マウスを合わせた際に、一時的にサイズを拡大できることによって大きく主張できるという特徴があります。エキスパンド広告を含めた、Webページ上の他のコンテンツの上に覆い被さるように表示される形式の広告は、フローティング広告と総称されています。

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ディスプレイ広告の使用例

「ここのディスプレイ広告のサイズっていくつだっけ?」

「ディスプレイ広告経由でのコンバージョン率がよくないな…」

「ディスプレイ広告の出稿にはそれなりの費用がかかります。」

「認知度拡大が目的ならばディスプレイ広告を出稿してみては?」

ディスプレイ広告に関係した気になる話題

ディスプレイ広告の一種である「動的ディスプレイ広告」とは

2019年2月14日、Yahoo! JAPANはyahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)にて「動的ディスプレイ広告」の提供を開始しました。動的ディスプレイ広告とは、ユーザーの行動履歴を基に広告の内容が変化する広告タイプのことです。Webサイト上のユーザーの行動履歴をもとに、各ユーザーの興味関心に適した広告をタイムリーに配信することが可能です。


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