IT/Web/マーケティング用語辞典

更新:2019年12月20日

でじたるまーけてぃんぐ

デジタルマーケティング

デジタル機器・情報を扱っておこなうマーケティングの総称です。

英字

POINTデジタルマーケティングとは

デジタルマーケティングとは、デジタル機器・情報を扱っておこなうマーケティングの総称です。

例として、Webサイトやブログ、Eメールやスマートフォンアプリ、キュレーションメディアや価格比較サイトなど、様々なWebメディアがあります。
ほかにもインターネットと直接関連のないデジタルメディアの、デジタルテレビ、デジタルラジオなども含まれます。
得た情報やデータを用いてマーケティングを行うことが特徴です。

マーケティングとは

マーケティングは、一般的に商品が売れる仕組みを作ることがマーケティングの全体像となっています。

マーケティング活動のプロセスは、大きく市場を調査し、商品認知のための広告・宣伝を行い、効果を検証する段階が挙げられます。また、市場調査の結果をもとに商品開発に携わる段階もあります。具体的には、消費者にアンケート調査を実施し、新たな味を開発し、テレビで広告をうち、検証することが挙げられます。

デジタルマーケティングとWebマーケティングの違い

一般的にデジタルマーケティングはWebだけではなく、デジタルを用いて認知拡大・売上向上、ファンを獲得するマーケティングの総称です。
具体的には、SNS(FacebookやTwitterなど)、Eメール、アプリケーションが挙げられます。

一方でWebマーケティングは主に企業のWebサイト上で行うマーケティング手法のことを示します。具体的には、オウンドメディアでリスティング広告やバナー広告を運用することが挙げられます。

したがって、デジタルマーケティングの方が広義であり、Webマーケティングを包括するイメージとなります。

デジタルマーケティングの特徴と手法

デジタルマーケティングはデジタル領域を活用したマーケティングです。
具体的には、PCやスマホなどのデジタルデバイス、Webサイトやメール、アプリやデジタル広告などを用います。

近年、技術の発達によって、一人一人の詳細なデータを取得し、活用できるようになりました。
また、インターネット・スマホの普及によって顧客にとってデジタルデバイスが身近なものとなり、より多くの接触ポイントを生むことができるようになりました。SNSを活用することで顧客との信頼関係も構築することができます。

現代におけるデジタルマーケティングの重要性

現代においてデジタルマーケティングが重要である理由は2つあります。

1つはデジタルマーケティングによって、企業はネットを通して多くの消費者と接点を持つことができるからです。背景には、スマホやタブレットの普及により消費者の多くがネットを通して様々な情報源から情報を獲得しサービスや商品を購入することが挙げられます。

2つ目はオフラインのマーケティング手法と比較すると、デジタルマーケティングは正確な実績をリアルタイムで確認することができることが挙げられます。なぜなら、大量のデータを取得・分析できるようになったからです。

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デジタルマーケティングの使用例

「デジタルマーケティングとインバウンドマーケティングの違いとは?」

インバウンドマーケティングとは、マーケティングファネル全体を通じて顧客を惹きつけ、関係を構築し、満足させるためのオンラインコンテンツ活用アプローチです。
そして、デジタルマーケティングは、インバウンドかアウトバウンドかに関わらずあらゆる種類のオンラインマーケティングを示す総称です。
したがって、オンラインマーケティングがインバウンドマーケティングとアウトバウンドマーケティングが包括されているイメージです。

「デジタルマーケティングではどんなデータを取得できるの?」

例えばどんな記事や商品ページを見ていて、ページのどこでページを離れているのか、どんなところをクリックしているのかがわかります。そのほかには位置情報や購買データなど様々なものがデジタルマーケティングに活用されています。
そして今後はさらに多くのデータを習得・活用できるようになると言われています。

「デジタルマーケティングはどんな業界で用いられているの?」

どんな業界でも効果を発揮することができます。なぜなら、デジタルマーケティングによって業界に関わらずそんな消費者がいるのか、どんなものを求めているのかを特定することができるからです。
一方で、業界によってデジタルマーケティング戦略は変えていく必要があります。

「AIによってデジタルマーケティングはどう変化するの?」

AIとデジタルマーケティングを組み合わせることで、より複雑化する消費者行動を高度に予測できるようになります。なぜなら、蓄積され他大量かつ多様な消費者のデータを分析することができるようになるからです。
例えば、これまではベテラン店員の勘によって商品の配列が決められていたものが、消費者の行動分析をすることでもっとも売り上げの高い配列を求めることができることが挙げられます。

「IoTによってデジタルマーケティングはどう変わるの?」

IoT(Inter of Things)とはモノのインターネット化です。IoT化によって大きく2つの変化があると考えられています。
一つは取得データが増えることです。例えば、エアコンやスピーカーもインターネットに接続できるようになったことが挙げられます。
二つ目は、消費者との接点が増えることです。例えばデジタルサイネージ(電子看板)によって、情報を発信する場が増えることが挙げられます。

デジタルマーケティングに関係した気になる話題

代表的なデジタルマーケティングの手法 ①SEOとは?

SEO(Search Engine Optimization)とは検索エンジンに向けてWebサイトを最適な状態に近づけることであす。直訳して、検索エンジン最適化と呼ばれています。

目的は、検索エンジンの検索結果で自社サイトを上位表示させることでより多くの露出を目指すことやクリック数を増やすことが挙げられます。なぜなら、Webサイトの集客数増加やコンバージョンの増大により、売上の向上が期待でき、結果的に企業成長まで見込むことができるからです。

代表的なデジタルマーケティングの手法 ②コンテンツマーケティングとは?

コンテンツマーケティングとは、自社サービスサイトに顧客にとって価値のある記事や動画を提供することで、見込み顧客の獲得、育成をし購入までつなげる手法です。

メリットとしては、広告に頼らずに集客ができることやコンテンツ自体が資産になることです。具体的なコンテンツ形式としては、記事やチェックリスト、インフォグラフィック、動画やホワイトペーパー、ウェビナーが挙げられます。また、コンテンツの特性として「感情訴求型・ロジック訴求型」と「認知獲得型・購買型」があります。


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