POINTCPI広告とは
CPI広告とは、成果報酬型広告の1つで、「Cost Per Install」の頭文字を取ってCPI広告と呼ばれています。CPI広告はユーザーが広告をタップして、Apple StoreやGoogle Playへ移動し、アプリケーションをインストール・起動することで、初めて費用が発生するという方式です。
CPI広告はアフィリエイトで用いられることが非常に多く、メール広告やテキスト広告、バナー広告、アプリ内広告など、様々な広告形態で表示されています。
しーぴーあいこうこく
ユーザーが広告をタップして、アプリケーションをインストール・起動することで、初めて費用が発生する課金方式のこと
CPI広告とは、成果報酬型広告の1つで、「Cost Per Install」の頭文字を取ってCPI広告と呼ばれています。CPI広告はユーザーが広告をタップして、Apple StoreやGoogle Playへ移動し、アプリケーションをインストール・起動することで、初めて費用が発生するという方式です。
CPI広告はアフィリエイトで用いられることが非常に多く、メール広告やテキスト広告、バナー広告、アプリ内広告など、様々な広告形態で表示されています。
CPI広告は、アプリケーション利用者の獲得を目的としています。広告を出稿し、アプリケーションを宣伝、インストールを促すことで、新規利用者の増加を試みるというものです。
CPI広告からアプリケーションのインストールまでの流れは、大きく4つに分かれています。まずはユーザーが広告上に貼ってあるリンクをタップします。するとアプリケーションのダウンロードサイトに移動し、アプリケーションのインストールが可能となります。次にアプリケーションをインストールし、最後にインストールしたアプリケーションを起動する、という流れです。広告費用は、アプリケーションをインストールした段階、または起動した段階で発生します。
①広告が魅力的であること
CPI広告を活用するためには、広告として掲載するキャッチコピーやイラスト、デザインが魅力的である必要があります。ユーザーに対し、広告をクリックし、アプリケーションをインストールしたいと思わせることが重要だからです。
②アプリケーションそのものが魅力的であること
アプリケーションそのものも魅力的でなければなりません。膨大なアプリケーションの中で、ユーザーニーズを満たし、インストールしてみたいと思わせる必要があるからです。
CPI広告のメリットの1つに、費用対効果が明確であることが挙げられます。
CPI広告は、アプリケーションのインストール・起動というコンバージョンに繋がった時点で初めて課金されるので、それ以前の段階で費用が発生することはありません。そのため、無駄な広告コストを削減することができ、低リスクで広告を運用することができます。
CPI広告のデメリットの1つとして、アプリケーションをインストール・起動した後の利用状況が反映されないということが挙げられます。CPI広告はアプリケーションのインストール・起動に応じて料金が発生するので、インストール後のアプリケーションの利用は担保されません。
また、CPI広告は、掲載される保証がないというデメリットもあります。CPI広告の場合、ユーザーがアプリケーションをインストール・起動することで初めて料金が発生するので、広告を掲載するだけでは媒体主は利益を得ることができません。そのため、広告枠を持っている媒体主が、広告を掲載するメリットを感じないと掲載は難しいです。
CPI広告は、実際にアプリケーションがインストール・起動されてから費用が発生するので、無駄なコストが少なく低リスクという特徴があります。
CPI広告は、アプリケーションのプロモーション施策の一環として利用されることも非常に多いです。
CPI広告は低リスクな広告ではありますが、広告効果を測定し、メンバー内で共有することは重要です。
CPI広告は、様々なアプリケーションの宣伝活動に利用されますが、特にゲームアプリの宣伝に用いられることが多い傾向があります。
CPI広告が抱える課題の1つとして、アプリケーションをインストール・起動した後の利用状況が指標に反映されないことが挙げられます。
現在リリースされているアプリの多くは、無料でインストール可能で、その後の課金によって収益をあげるというビジネスモデルを取っています。そのため、インストール・起動した後、実際に利用してもらわないと、収益をあげることが難しくなってしまいます。アプリのインストール・起動が「成果」であるCPI広告では、インストール・起動後の課金や会員登録などのコンバージョンを収益源としている多くのアプリの実情とマッチしてないという課題を抱えています。
海外では、新規ユーザーの獲得と収益拡大を専門とした「UA(User Acquisition)マネージャー」という役職を置いている企業もあります。UAマネージャーは、ユーザーのアプリ利用継続率や課金情報をもとに、広告の効果を評価するという役割を担うこともあります。日本ではまだまだ一般的ではありませんが、今後、UAマネージャーのような「新規ユーザーの獲得だけでなく、アクティブユーザーの育成にも力を入れる」という視点は、重要になると考えられています。