POINTクリックカウントとは

クリックカウントとは、インターネット上に掲載された広告や、メールマガジンに記載されたURLなどが、どれくらいクリックされているかを計測することです。

クリックカウントによって計測される数値のことを「クリック数」といい、クリック数が多いということは、コンテンツが閲覧された回数が多いということを意味します。そのため、Webマーケティングにおいて、クリック数は広告効果を測る指標の1つとして重要視されています。

また、広告のクリック数だけでなく、クリックに至るまでのユーザーの行動など、より詳細な分析をすることができるツールも多数存在しています。クリックカウントによって、ユーザーの行動傾向を分析することで、ユーザーに興味を持たれやすいページを把握することができます。

クリックカウントの重要性

広告運営をおこなう上で、クリックカウントは非常に重要となります。

インターネット上に掲載されているバナー広告やテキスト広告、メールマガジンに記載されているURLなど、クリックカウントをおこなうことで、広告効果を測ることができます。クリック数が多いということは、広告効果が高いということを意味し、逆にクリック数が少ないということは、広告効果が低いことを意味します。

クリックカウントをおこなうことで、出稿している広告の広告効果を計測し、強み・弱みを把握することができます。クリックカウントによって得られた情報は、広告運用の改善に役立てることができます。

クリックカウントをおこなう手法

クリックカウントは、代表的なアクセス解析ツールの1つである、Googleアナリティクスを用いておこなうことができます。

Googleアナリティクスでクリックカウントをおこなうためには、トラッキングコードを書き換え、イベントトラッキング機能を設置する必要があります。イベントトラッキング機能とは、URLの遷移がなく、デフォルト設定のGoogleアナリティクスでは計測できないユーザー行動を計測するための機能のことです。

Googleアナリティクスが、Googleタグマネージャー（GTM）を使って設定されている場合、「タグ」と「トリガー」を設定するだけで、クリックカウントをおこなうことができます。

①タグの設定
GTMにログインし、Webサイトのコンテナ画面を開きます。タグの新規作成で「Googleアナリティクスーユニバーサルアナリティクス」を選択、トラッキングタイプを「イベント」に設定します。「このタグでオーバーライド設定を有効にする」にチェックを入れると、「トラッキングID」の入力枠が表示されるので、GoogleアナリティクスのIDを入力します。
「イベントトラッキングパラメータ」の欄に、計測したい「カテゴリ名」や「アクション名」を入力すれば、Googleアナリティクスのレポート機能を使って確認することができます。

②トリガーの設定
トリガータイプの新規追加で「クリック」の「リンクのみ」を選択します。設定したクリックタグの発火条件にトリガーを設置すれば、クリックカウントをおこなうことができます。

メールマガジンにおけるクリックカウント

メールマガジンの配信においても、クリックカウントは重要となります。

配信したメールに対し、クリックカウントをおこなうことで、メールの質やユーザーの興味・関心が高いコンテンツを確認することができます。クリックされた数を確認したい場合は「総クリック数」、クリックしたユーザー数を知りたい場合は「ユニーククリック数」で調べることができます。

クリックカウントをおこなうことで、メールマガジン配信の強み・弱みを把握し、改善に繋げることができます。ターゲットに合わせて、タイトルやコンテンツ、配信日時などを変えることで、クリック率の向上が期待できます。

クリックカウントに関係した気になる話題

クリックカウントによって計測する「クリック数」とは

「クリック数」とは、特定のリンクについて、そのリンクがクリックされた回数のことを指します。クリックカウントでは、クリック数を計測し、広告やコンテンツの広告効果を測ります。

マーケティングをおこなう際は、広告のクリック数を調べることで、その広告の広告効果を測ることができます。クリック数は、商品・サービスの認知度の向上や、コンバージョンの獲得など、広告の掲載目的の達成状況を把握する上で、参考にすることができる指標です。適切な広告運営をおこなうためには、クリックカウントによってクリック数を計測することが重要となります。